NCT Dreamの「卒業制廃止」をファンが訴え、検索ワードでも上位に上がっていることが話題になっています。
Dreamの特徴「メンバー10代」ルール廃止求め
NCTから3番目に誕生したユニット「NCT Dream」が、11月15日から3日間、ソウル奨忠体育館で「NCT DREAM TOUR THE DREAM SHOW」を開催しました。
今回のコンサートはユニット誕生から初となる単独コンサートととなり、チケット販売開始すぐに完売するほどの人気でしたが、ファンの間では「Dream」特有の「メンバーは10代」というルールから、現メンバーの今後について、心配の声が集まっています。
現Dreamメンバー6人の内(1999年生まれのマークは昨年卒業)、2000年生まれである、ロンジュン、ジェノ、ヘチャン、ジェミンが、ユニットのルール上、年内で一気に卒業することになっており、来年にはメンバーが2人(最年少メンバー、チョンロ・チソン)だけになってしまうからです。
SMはメンバー流動制をずっと失敗し続けている
NCTは2016年にデビューした、SMエンターテイメントの末っ子グループで、グループコンセプトは「無限の開放、無限の拡張」となっています。
しかし、このようなキーワードを持つSM所属グループはNCTが初めてではなく、SMエンターテイメントはこれまでも、メンバー流動制を究極的に追い求めて来た歴史があります。
1996年 H.O.T(ローテーション制の導入)
2005年 SUPER JUNIOR(入れ替え制の導入)
2012年 EXO(ユニット活動など拡張制の導入)
いずれもデビュー当初はコンセプトとして掲げられていたものの、ファンからの反発が強く失敗に終わり、メンバーは固定化へとシフト。
同様の動きが今、NCTでも起こっていることになり、現在、Dreamファンからは「メンバー固定」を求める動きが活発化しています。
4人のメンバーの卒業まで、あと1カ月ほどの期限しかありませんが、SMエンターテイメント側がファンからの要望をどのように判断するのかに注目が集まっています。