【ABOUT U】元メンバー ビクターが楽屋で自傷行為をした理由を釈明(名誉棄損で訴えられる)

自傷行為を試みた理由を説明

デビュー前からうつ病とパニック障害に苦しむ

バンド「ABOUT U」の元ドラムで「練習生期間8年、デビュー3週間でクビになった」と自身の不運な状況を語り、YouTuberに転身し、テレビなどにも出演し始めていたビクターを、元所属事務所側が最近、告訴したことを明らかにしました。

ビクターは自身のYouTubeチャンネルを通じて

8年の練習生期間、デビュー3週間でクビとなり、3カ月ぶりに地上波(テレビ)に復帰したら、3日後に告訴された。

と、自身の今の状況を説明する動画を公開しています。

事務所側が言っているように、体に傷をつけたのは間違いない。これをなぜイタズラっぽく言うのかというと、デビュー前から深刻なうつ病とパニック障害を持っていたから。

デビューしたら良くなるかと思っていたが、消えなかった。 高校生から、僕は僕の体を傷つけていた。 筋力は強いが、心は強くなかった。

現在、所属事務所側は、ビクターが自身のYouTubeや、テレビ出演などで「暴力的パフォーマンスが原因でテレビ局を出禁となり、クビになった」と広めている問題について

本当の理由は、ビクターの自傷行為であり、当時、楽屋でスタイリストの女性をハサミで脅し、自分の身体を目の前で傷つけ、恐怖心を与えた。

と主張、クビや脱退理由が、本当は自身のせいであるにも関わらず、会社側のせいのように流布している行為を名誉棄損で訴えています。

自傷行為はパニック障害を抑えるため、脅迫ではない

デビュー前から、パニック障害とうつ病を患っており、(デビューすれば)良くなると思っていたが、パニック障害のため、MBCのトイレで8時間の間、便器をつかんでいたこともあった。

と、薬の服用に苦しんでいたことにも言及

すべてが自分のせいのように思え、人種や外見などが嫌で、自害してきた。ひどいうつ病とパニック障害に苦しみ、1つの解消法として、高校時代、自分で体の見えないところに傷をつけ始めた。

この部分を知って、(事務所側は)利用しようとしているようだ・・・僕と一緒に働いていた女性スタッフたちは、僕の状況をよく分かって下さっていた。僕の傷を心配し、塗り薬を持って来て下さるほど親切だった。当時、パニック症状があまりにひどくなり、傷をつけなければならなかったが、凶器がなかったので、スタイリストにハサミを持って来てと頼み、手首を傷つけた。それをその方が見ていたのだ。

最初の主張通り、自傷したことは事実だが、スタイリストを脅迫したりなどはしていない。服の状態が気に入らなくて、ぶつぶつ文句を言いながら、自身の傷つけながら相手を脅迫した。などのことも、事実ではない。

と、当時の自傷行為について、パニック障害を抑えるための行為であり、スタイリストへの脅しなどでは無かった、と釈明しています。

テレビ出演を始めていたビクター