「2020 MAMA」待遇差別問題 歌手からも非難殺到(車で待機、スマホで化粧直し、コンビニ弁当)

対照的な扱いを受けた、主役の歌手側と、プレゼンターの俳優陣

「ミュージックアワード」が聞いて呆れる、と非難殺到

「2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)」の裏側について、「ミュージックアワード(MUSIC AWARDS)」という名の通り、本来、主役であるはずの歌手らが、控室も与えられず、駐車場に停めた車で何時間も待機していたことが批判されています。

また、この歌手らの状況に反し、プレゼンター役の俳優陣が、個室控室に、ケータリングの食事などを提供されていた、という、差別待遇騒動で、実際に歌手側から、当日の大変だった様子や、不満の声が次々と明らかになっています。

<俳優 A>

会場に到着すると、すぐに用意された個室控室に通される。メイクに適した、大きな鏡と、明るい照明が完璧にセットされた部屋で、(MAMA側が準備した)お菓子を優雅に食べながら、授賞式を楽しんだ。

<アイドル B>

待機場所は屋外の駐車場、いつもの移動車の中。グループにもかかわらず、狭い車内で、ただ自分たちの出番を待つ。真っ暗なので、携帯の照明を頼りにメイク直しを行う。食事はコンビニ弁当。

この日、メインである歌手陣に負けず劣らず、プレゼンターとして、多くの俳優陣が出演した。なんと!総勢、29名がキャスティングされていた。

あまりに多過ぎるのではないか?

MAMA主催者からは、どう見ても、歌手側への配慮は見られなかった。歌手陣で控室を提供されていたのは、2組だけ。つまり、残りは全て屋外(=駐車場)で待っていたことになる。

トイレは屋外に設置された簡易施設、一部の歌手は近くの宿泊施設を貸し切った。

噂でなく、本当に歌手側からも怒りの声

あるアイドルグループ関係者

歌手の大半が腰の調子が良くないだろう。車で長時間、座っていたからだ、辛い。何人かの歌手は、近くの宿泊施設を準備したほど。

また、レッドカーペットから計算すれば、かなりの長時間、会場に居たことになるが、食事すらまともでは無かった。俳優陣の控え室には、ケータリングが用意されていたのに反し、歌手たちは、自分たちの移動車の中で、ハンバーガー、コンビニ弁当、などを買って食べていたという。

ケータリングの存在すら知らなかった歌手もいて、俳優陣が掲載したSNSの画像で、初めて個室控室の様子を知った者もいるほど。

最後に、歌手側 関係者からは怒りの声

CJENMは「まだ完成していない施設だったため」と釈明しているが(※「坡州・CJ ENMコンテンツワールド」は工事中)

そもそも、なぜ完成もしていない、しかも、十分な出演者の控室も確保できない施設を、開催場所に選んだのか?自社の施設だから利用したのだろうか?

さらに、主役であるはずの歌手側はほとんどがマスクで登場したのに対し、プレゼンター役の俳優陣の方は、マスクをしていなかった。

「(歌手を駐車場で待たせたのは)防疫のため」と言っていたが、見せかけだけの対策。

と、あまりに歌手陣を冷遇した対応や、不手際ばかりが目立ったことを、非難する声が出ています。

プレゼンターはマスクせず
歌手はマスクで登場