来年6月に「BTS法」施行へ
世界的な人気グループとなった、BTSメンバーの軍隊延期をめぐる法案が、国会で可決された。
国防部が本日(22日)、国会本会議で成立した「兵役法一部改正法律案」を発表し、これによって新法案は、6ヵ月後の2021年6月23日から施行される。
改正案によると
既存の召集延期対象である、大学、大学院在学生、体育分野の優秀者に、今回新たに
大衆文化芸術 分野における優秀者
が追加されることになる。
これにより、国の存在感を高めるに貢献しているK-POP歌手が一部含まれることとなり、海外で活発に活動し、さまざまな成果を残している男性大衆文化芸術家(歌手、俳優)らの、全盛期の活動を保障するための措置と見られている。
ただし、品位を傷つける行為をした場合は延期取り消しへ
これまで、人気歌手や俳優らは、入隊年齢を遅らせるため、複雑な手続きを経なければならなかった。
大学で修士課程、または博士課程を踏んで26歳~28歳まで延期した後、疾病や心身障害などを理由に、さに30歳まで延期申請。このような手順で、期日を延ばすのが主な方法だったが、今回の法改正により、K-POP歌手、または、韓流スターは、海外で活躍さえしていれば
30歳まで別途の手続きなく
延期が可能ということになる。
ただし、入隊延期対象の具体的な範囲は今後、大統領令を通じて決まる。
現在、文化体育観光部と兵務庁などが検討している延期の対象範囲は
文化勲章、褒章受勲者のうち、文化体育観光部長官が「国威宣揚に功績があると認め、推薦した者」に限定。
さらに、該当芸能人が「品位を傷つける行為」をして摘発された場合、30歳前でも入隊しなければならない。
招集が延期された人物が、体育・大衆文化芸術分野の優秀者として品位を傷つけるような行為をするなど、大統領令で定める事由に該当した場合には、延期を取り消すことができる。