ウェンディが昨日、転落した原因となった「2019 SBS歌謡大祭典」の舞台装置が明らかになりました。
真っ暗な中、あるべき階段が設置されず転落
ウェンディが「2019 SBS歌謡大祭典」のリハーサル中「ステージから転落した」との事故について、事故を起こした、問題の舞台装置が明らかになりました。
ウェンディはスペシャルソロステージパフォーマンスとして、映画「アラジン」の収録曲「Speechless」を歌う担当となっており、ステージの2階部分(約2.5m)に設置された、トンネル状の舞台通路を通って現れ、階段を歌いながら下りてステージに登場する・・・という手順でした。
しかし、事故が起こったリハーサル当時、本番動線を確認するため2階に上がったウェンディの歩く先には、蛍光テープすら貼られておらず、トンネル内はほぼ真っ暗、その中を歩いて登場した先には、あるべきはずのリフト(階段)が予定通りに設置されていなかったことで、そのまま転落したことが明らかになりました。
ウェンディの事故後もそのまま事故装置を利用
さらに、このステージ装置は他のアーティストも利用しており、スタッフによると
ウェンディの事故後も、数組がこの2階トンネルから登場するパフォーマンスをした。現場に(事故の)情報が広まった後だったので、みな不安がりながら、公演を進行しなければならなかった。
と、本来ならば、ウェンディの事故を受け、すぐにでもこの舞台装置を撤去すべき状況だったにもかかわらず、SBS側は結局、ウェンディの事故後もそのまま利用し続けたことに、「出演者の安全管理意識の欠如」として、さらなる批判が集まっています。