NCTの中国出身メンバーの、過去のラジオでの発言が、複雑な国境問題に絡んでいることから、韓国で騒動となっています。
ロンジュンが「長白山」と発言し騒動
ロンジュンが過去にラジオに出演した際
韓国では「白頭山」と呼ばれている山について、「長白山」と呼んだことが物議となっています。この発言について、突然、今になってインターネット上で議論となる事態に発展しています。
韓国名「白頭山」、中国名「長白山」
中国吉林省 延辺朝鮮族自治州と、朝鮮両江道の国境地帯にある活火山のこと。
韓国では、現在も「長白山」という呼び名は、中国による侵略の跡だとして、国際的な呼称問題運動を起こしているなど、摩擦の原因となっている。近年では韓国の積極的な運動により、「長白山」より「白頭山」の名称が先に記述されていたり、世界各国でアルファベット表記のPaektu(-san)、Baekdu(-san)の順で表記されるなどしている。
しかし、このような変化について、今度は後者の呼び名に回っている中国側が反発しているなど、両国間で呼び名について、争っている経緯がある。
中国と韓国で歴史問題が起こっている山に言及し騒動
過去に韓国でラジオ番組に出演した際、自身の出身地である、中国・吉林省でのおすすめ旅行先について、質問を受けたロンジュンは
温かい火鍋を食べて、有名なスケートリンクもあるので、是非、訪ねてみて下さい。「長白山」は本当に有名で、とても綺麗です。もし訪れたら、温泉卵もぜひ食べてみてくださいね。温泉でしか食べられないものですから。
と説明、しかし、韓国側からは現在、簡単に訪れられない場所となっていることに加え、「長白山」と呼んだことが、ネットユーザーから問題視されています。
韓国でアイドルとして活動する中国人が「白頭山」を「長白山」と呼ぶなんて、とんでもないこと
歴史の勉強をもっとして来てほしい
韓国人は「白頭山」を楽に旅行もできないのに、「白頭山」が「長白山」に化け、中国では有名な旅行地として推薦されているなんて、とても悲しいことだ
などの反応が起こっています。