昨年の「アイドル学位恩恵騒動」はまだ続いていた
昨年1月に勃発した「アイドルが恩恵で大学の学位を取得している」との騒動について、東新大学は、教育部から下された学位取り消し決定を不服とし、裁判所に行政訴訟を起こしたことを明らかにしました。
「教育部 教育信頼回復推進団」は昨年1月、学士号の不正などに対する大学の実態調査で、東新大学に在学中のアイドル
Highlight(元BEAST)のユン・ドゥジュン、イ・ギグァン、ヨン・ジュニョン(当時)
チャン・ヒョンスン(元BEAST)
BTOBのソ・ウングァン、ユク・ソンジェ
※全員がCUBEエンターテイメント所属
について、同大学は芸能人の放送活動を「出席扱い」として認めるなどの学科方針を設けていたものの、出席関連を学科に委任する規定がなかったため、無効と判断し、これに伴い、同大学に通う芸能人の学生らに対する、認定を無効にする決定を下していました。
教育部の見解
ユク・ソンジェはまだ在学中なので、学位ではなく、これまで取った単位がすべて取り消される。それ以外は、いずれも学位が取り消される。現在、入隊している1人(ユン・ドゥジュン)については、除隊後に取り消された単位を再び履修した上で、卒業しなければならない。
東新大学が行政訴訟を提起
この決定に、東新大学側はすぐに教育部に対し
単位および学位の取り消し処分に対する取り消し
懲戒対象者に対する懲戒取り消しの要請
機関警告処分の取り消しに対する異議申し立て
を提起していました。
当時、東新大学側は
学則と学科規定などに基づいて、単位と学位を付与したが、一部規定上の不備点があったことは認めるが、学位取り消しについては異議を申し立てる。
この決定は到底、受け入れられず、該当芸能人らの学士を保護できるよう、最大限の対策を講じる。
と、異議を申し立てていましたが、この異議が棄却されたことを受け、訴訟の準備に入ることを表明していました。
そして、今月27日、東新大学は裁判所に行政訴訟を起こしたことを明らかにしています。
なお、該当芸能人が所属しているCUBEエンターテイメント側は
入学過程で不正があったり、学校生活を送っていない、などの事実はなく、訴訟結果を待っている状態。
と立場を明らかにしています。