SUPERMが世界初、新型オンラインコンサート開催
新型コロナウイルスの影響で、世界的に歌手の公演が中止や延期が決定している中、「SUPER Mが新たなコンサート様式を確立させた」と世界中のマスコミから注目が集まっています。
SUPERMが公開したのは、通常のステージパフォーマンスをただネット上で配信したわけではなく、世界初のオンライン専用のコンサートだったという点にあります。
今月26日、「SuperM – Beyond the Future」と題して、この公演は世界109カ国の視聴者たちが視聴しました。この公演は今、SMエンターテイメントが進めている
ライブコンサートストリーミングサービス「Beyond LIVE」
の1つで、ネットに最適化されたオーダーメイド公演のことです。AR(拡張現実)技術を組み合わせた立体感のあるグラフィック映像と、コンサートの生中継と音楽番組、ミュージックビデオを行き来し、差別化されたカメラワークを通じて、ファンは自宅に居ながら、ネットを通じて公演を観覧でき、さらにライブの感動を最大化させられるよう企画されています。
特徴としては、アーティスト側からもコンサートを見ている世界中の視聴者とビデオチャットができたり、ゲームコーナーなど、インタラクティブなコミュニケーションをやり取りすることも可能だとして、通常公演でのMCと観客との関係性により近い、臨場感まで再現できる部分にあります。
新システムオンラインコンサートに世界のマスコミが注目
<米国・ABCニュース>
皆さんはもう、1番好きなボーイズグループを見るため、公演会場の前に並ぶ必要もなく、高い座席を確保することについて、心配する必要もなくなる。K-POP業界は新型コロナウイルス騒動の中、最先端AR技術とリアルタイム疎通での、ライブコンサートの新しい時代を迎えた。会場に観客はいなかったものの、全世界の有料チケット購入者のため、公演が生中継された。
<米国・雑誌「Mariety」>
SUPERMが新型コロナウイルスのパンデミックの中、面白いポップアートのようなグラフィック映像を取り入れた、仮想ARグラフィック公演を開催し、世界中のファンを動員した。様々な国のファンとも、これならば1対1のコミュニケーションを通じて、直接質問に答えることも可能。
他にも、日本「めざましテレビ」、中国メディアなどがこの最新のオンラインコンサートについて報じています。
なお、SMエンターテイメントはこの「Beyond LIVE」公演を、今後も続け
5月3日「WayV」、10日「NCT DREAM」、17日「NCT 127」など、所属アーティストが続々と開催を予告しています。