ベッキョンをモデル起用の化粧品会社の代表が失言で騒動
ベッキョンをイメージモデルに起用した、化粧品ブランド「TIRTIR」の、イ・ユビン代表の失言が騒動となっています。
9日、イ代表は自身のSNSに
私のミスした部分について、心からお詫びします。
というメッセージを掲載しました。
騒動の発端は、前日夜にイ代表が配信した、ライブ放送内での発言でした。
まず、イ代表は商品を購入してくれたベッキョンのファンを「ファン様」と呼び、以前から商品を愛用している客と、ファンとを区別する発言を続けたことが問題視されています。続けて、商品原価を訪ねる皮肉なコメントが来ると、とうとう怒りをあらわにして
原価を知れば、お前が化粧品を作って使えよ、家を建てて暮らせ
と、化粧品会社の代表としては、質問して来たユーザー（お客）に対する言葉使いとは思えない話し方で回答した姿が、炎上しました。
ライブ配信当初から既存顧客とファンが舌戦
イ代表は、自身の不適切な発言について
誤解を招く恐れがあった軽率な発言について、お詫びします。家族にまでおよぶ悪質コメントが来たことで、感情が高ぶってしまいました。今後は顧客の意見に耳を傾け、さらに成熟した企業になるよう努力していきます。
イ代表によると、配信中も自身だけでなく、会社、商品、自分の家族までにも、悪質コメントがずっと来ていたと説明し、感情がつい高ぶってしまったことを、涙ながらに謝罪しました。
また、悪質コメントの投稿者については
昨夜のライブ放送中、長い間、うちの製品や家族などについて、無分別に悪質コメントを書き込んでいた人は、広告モデル（ベッキョン）のファンの方とは、全く無関係な人でした。
ファンと顧客の曖昧な境界を作らないようにもっと努力します。ライブ放送を見て、不快に感じられた方に、心からお詫び申し上げます。
と、ライブ配信中の不適切な言動を謝罪しました。
昨夜、配信されたイ代表のライブ配信の問題点について、ベッキョンのファンによると
TIRTIRの商品を以前から利用していた既存の顧客からは、最初からベッキョンのモデル起用や、ベッキョンのファンを否定的に表現するコメントが多く集まっていて、開始からコメント欄は、双方の舌戦となっていた。でも、イ代表は無視して配信を続けていた。
イ代表がフォトカード（ベッキョンの写真が購入者にプレゼントされる）など、広告モデルに関する話を始めると、それにも既存客から厳しいコメントも来ていたため、ファンとの舌戦がさらに激化した。すると、イ代表が急に、「お前」など、汚い言葉で話し始めるようになった。執拗に悪質コメントを書き込んでいるのが、ベッキョンのファンだと決めつけているようだった。
結局、その日のライブ放送は、イ代表と、TIRTIRの以前からの既存の顧客が、ベッキョンのファンを悪く言う時間になっていった。コメント内容が激しくなると、イ代表はライブ放送を終了させ、その後、再びライブ放送を再開すると、今度は涙を流して謝罪した。