中国人が外国軍の公演に出演したことを問題視
中国の芸能事務所である、YUEHUAエンターテインメントについて、中国当局が処罰していたことが明らかになりました。
中国の「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」によると、YUEHUAエンターテインメントが声明として
韓国の子会社が設けた公演によって、否定的な影響を及ぼしたことについて深く反省し、心から謝罪する。行政処罰を受け入れた。
弊社は当局と満場一致の、国益を害する全ての行動を拒否する。今後、業務に対し、この規則をもっと厳しく適用する。
このYUEHUAエンターテインメント側の声明により、行政処罰が明らかになったものの、問題の詳細については不明ですが、公開された文書によると
北京市の文化市場行政執法総隊から、今年5月18日に、外国人関連公演規定違反で処罰を受けた。
と、書かれていることが指摘されています。
中国ネットユーザーからも、妥当な処罰との意見
この文書には「国家または個人の名誉を毀損する」と判断される公演や展示には警告や罰金、海外文化活動への参加停止、または取り消しなどの処罰を受ける可能性がある、という文化部の規定を引用しており、該当事案は、刑法上の捜査にもつながりかねない。
これに関連し、YUEHUAの韓国の子会社である、YUEHUAエンターテインメント・コリアが昨年6月、韓国将兵のための慰問公演の国防テレビ「慰問列車」に、同社の所属ガールズグループ「EVERGLOW」を出演させていること、また、6人のうち、1人のメンバー、イロン(ワン・イーレン)が中国籍であることも、併せて伝えています。
YUEHUAエンターテインメントが公式謝罪をしたことで、表面化したこの事案について、中国ネットユーザーの多くが「処罰は正当」との見解を示しています。
アーティスト自身が公演を決めたわけでは無いだろうが、中国人が外国軍のための公演に出演するのは、正しくない。
中国人が処罰されなければ、この教訓を記憶することはできないだろう。
何をしても、国益を害することには強く反対する必要がある。
韓国で活動していても、中国人であることを絶対に忘れてはならない
などの意見が集まっています。