全シーズンで投票ねつ造があったと資料公開
Mnetのアイドル誕生番組「プロデュース101」の全シーズンに対し、視聴者投票(有料投票)の操作が判明したことで、放送審議委員会が1シーズンにつき、3000万ウォンずつ、計1億2000万ウォン(約1100万円相当)の課徴金を課しました。
これまで放送された、4つのシーズンでは、いずれも制作側が視聴者投票の結果、及び、ランキングを操作し、一部の合格者と脱落者を入れ替えていたことが判明、放送通信審議委員会が、現時点で判明した具体的な違反内容を公開しています。
シーズン1(I.O.Iが誕生)
1回目、4回目の投票結果を操作。
順位変動で合格者と脱落者が入れ変わった内容を放送。
シーズン2(Wanna Oneが誕生)
1回目、4回目の投票結果を操作。
順位変動で合格者と脱落者が入れ変わった内容を放送。
シーズン3(IZ*ONEが誕生)
4回目の投票結果を操作。
順位変動で合格者と脱落者が入れ変わった内容を放送。
シーズン4(X1が誕生)
1回目、3回目、4回目の投票結果を操作。
順位変動で合格者と脱落者が入れ変わった内容を放送。
つまり、全シーズンにわたり、4回目(最終投票)が全て操作されていたことが明らかになっています。
同委員会は
視聴者と出演者に深刻な被害を与えたことはもちろん、およそ4年間にわたり、組織的に視聴者投票の結果が操作されたにもかかわらず、テレビ局の検証システムがまったく機能していなかったことは深刻な問題
と、詐欺行為であったと厳しく指摘しています。