「プロデュース101」ねつ造裁判、実際に「順位操作された練習生リスト」を提出

「プロデュース101」シリーズから誕生したグループ

裁判で順位操作された「練習生リスト」が提出される

18日午後、ソウル高等裁判所 第1刑事部の審理で、アン・ジュンヨンPD、キム・ヨンボムCPの詐欺などの容疑に対する控訴審の初裁判が開かれ

元々は合格者だったが(投票操作によって)脱落した練習生たちの名簿を確認し、順位操作の有無について書類を提出してもらった。

と、裁判所内で「脱落練習生リスト」が存在することが明らかになりました。

1審では、プロデューサー陣にそれぞれ懲役2年、1年8ヶ月の実刑が下され、また、彼らに接待をした芸能事務所関係者ら5人にも、罰金刑が宣告されています。しかし、アン・ジュニョンPD側は1審の判決を不服として控訴状を提出しており、また同じく、検察側も控訴していることから、この事件は第2審の判断を受けることになっています。

検察側は控訴理由として

キム・ヨンボム、アン・ジュンヨン、イ某被告らは、企画意図とは異なり、視聴者投票とも関係なく、デビュー組を決定、視聴者を欺瞞し、練習生に喪失感を与え、社会的に与えた悪影響は大きい。

また、不正請託で高価な遊興接待も受けており、罪質が悪く、原審が軽すぎるため控訴した。

と説明しています。

今後の裁判で、本来デビュー組に入っていたものの、ねつ造により脱落した練習生の名前が載ったリストが公開されるのか?にも、注目が集まっています。

なお、裁判所は被告らが提出した、釈明準備命令を受けた後、10月23日に期日を続行し、その後、判決が下される見通しです。