70%のキャンセル発生で、「GMF 2020」が公演中止を発表
今月24日、25日に開催を予定していた「Grand Mint Festival 2020(GMF)」が、開催場所を変更したことによる、購入者の大量払い戻しが発生し、結果として公演キャンセルを発表しました。
主催社側が昨日夜、公式ホームページ上に
今月24~25日の2日間行う予定だったGMFを取り消すことになった。
場所移転後、既存の前売り券の70%近くが払い戻し要請され、現在もキャンセルが増え続けている。 オンライン生中継のチケットも申し込めない水準まで、不振なセールスの様相を呈している。
公演するアーティストにとって非礼になるほどの雰囲気が予想され、増加する金銭的損失も考慮せざるを得なかった。
と、キャンセルの決断に至った理由を発表しています。
「GMF 2020」は当初、ソウルにあるオリンピック公園で開かれる予定でしたが、開催を10日前に控え、突然、場所を一山(キンテックス)に変更しました。理由として、新型コロナウイルスの防疫を考え、オリンピック公園では訪問者の統制が難しいこと、キンテックスなら、感染症発生後も、大型イベントがこれまで、地道に開かれていたことから、変更したと伝えられています。
しかし、前売り購入者らは、ソウルでの開催だと思ってチケットを購入していたため
場所がソウルから変更され、アクセスが容易ではなく、キンテックス空間の特性上、お祭りムードが出ない。
と、音楽フェスティバルという特性上、反発の声が起こっていました。
今年で14回目を迎える予定だった「GMF」は、2007年から毎年、秋に開催してきた韓国でも代表的な祭典でしたが、今年の開催は中止となっています。