ソウル高裁が2審でもPDらに実刑
Mnetの「プロデュース101」シリーズで、PDらが意図的に順位操作を行っていた事件で、ソウル高裁は二審でもプロデューサーの被告らに、実刑を言い渡しました。
ソウル高裁は
アンPDらは番組2日前に、すでに最終選抜メンバーを決めていたにもかかわらず、これを知らせずメール投票(有料)を行い、視聴者をだました。メール投票の収益金をCJENMに帰属させようとした事実も十分に認められる。
ただし、視聴者1人が同一の電話番号で重複投票した場合、1回を超えた部分に対する詐欺罪が成立しないという被告らの主張は妥当であり、重複投票は結果に重複して反映されないという事実が広く告知され、常識的にも容易に分かる内容だった。
今回の犯行で放送番組の公正性が著しく損なわれ、番組に出演した練習生や視聴者をもてあそぶ結果となり、一部の練習生は、正式デビューする機会を不当に剥奪された。この事件により大きな被害を受けたのは順位操作で脱落した練習生たちだと言える。
なお、操作により合格した側の練習生の実名については、本人も知らないと推測され、公開することで、被告より被害を受ける可能性を考慮し、非公開となっています。
「プロデュース101」シリーズから誕生したグループ裁判で順位操作された「練習生リスト」が提出される18日午後、ソウル高等裁判所 第1刑事部の審理で、アン・ジュンヨンPD、キム・ヨンボムCPの詐欺などの容疑に対する控訴審の初裁判が開かれ元々は合格者だったが(投票操作によって)脱落した練習生たちの名簿を確認し、順位操作の有無について書類を提出してもらった。と、裁判所内で「脱落練習生リスト」が存在することが明らかになりました。1審では、プロデューサー陣にそれぞれ懲役2年、1年8ヶ月の実刑が下され、また、彼らに接... 「プロデュース101」ねつ造裁判、実際に「順位操作された練習生リスト」を提出 - |
全4シーズンで操作脱落した12名の実名、最終は6名
裁判所が公開した、全4シーズンで順位操作により脱落した練習生の実名
シーズン1(I.O.I)
キム・スヒョン(1次投票)
ソ・ヘリン(1次投票)
シーズン2(Wanna One)
ソン・ヒョヌ(1次投票)
カン・ドンホ(最終投票、13位で脱落)
シーズン3「プロデュース48」(IZ*ONE)
イ・ガウン(最終投票、14位で脱落)
ハン・チョウォン(最終投票、13位で脱落)
シーズン4「プロデュース X 101」(X1)
アンザルディ・ティモシー(1次投票)
キム・グクホン(3次投票)
イ・ジヌ(3次投票)
ク・ジョンモ(最終投票、13位で脱落)
イ・ジニョク(最終投票、12位で脱落)
クム・ドンヒョン(最終投票、14位で脱落)