「TOO」マネジメント担当会社をCJENMが一方的に契約終了と報道
Mnetのサバイバル番組「TO BE WORLD KLASS」から誕生した、10人組ボーイズグループ「TOO」について、CJENMはマネジメントを担当して来た、n.CHエンターテインメントに対し、マネジメント担当の終了を伝え、これがパワハラだと指摘されています。
n.CH側によると、CJENM(Mnetの親会社)とn.CHは、2018年10月にアイドル育成共同プロジェクトを立ち上げ、当時の計画では
<n.CH側>
練習生の発掘とトレーニング
(デビュー後)7年間のマネジメント担当
<CJENM側>
アルバム製作
マーケティング
を各自が担当することで合意していた。
このプロジェクトの一環として、2019年9月からMnetを通じて、サバイバル番組「TO BE WORLD KLASS」が放送され、その中の20人の参加者のうち、10人がデビューグループ「TOO」のメンバーに選ばれている。
「無償」提案も断られ、CJENM側は「正当な終了」主張
しかし、「TOO」が昨年(2020年4月)デビューすると、CJENM側がn.CHに
自社経営陣の交替や、これによる経営方針の変更などを理由に、マネジメント契約期間を「7年」から「2年」へと縮小
を伝えて来たとされ
n.CH側は、TOOのデビュー以降、CJENM側と、用役費支給などの略式契約書しか作成しておらず、「本契約は3ヵ月内に締結しよう」という打ち合わせ中、両社の意見はまとまらないまま、結局、この度、CJENM側から一方的に
TOOのマネジメントから手を引くように
と通達されたことを明かし、このような事態に、n.CH関係者は本日(13日)、メディア取材に
CJENMが要求した「練習生20人」を短時間でキャスティングするには、日程がギリギリだったため、自社練習生も含めさせた。(弊社が)多くの努力を傾けてきたグループだったにもかかわらず、デビュー後、CJENMが発言を急に変えて来た。
また、交渉終盤では、メンバーへの責任感から「2年間、無償でマネジメントする」とも提案したが、それも断られた。
と、自社練習生も奪われた形になったことを訴えました。
このような報道に対し、CJENM側はあくまで「正常な契約終了」という立場で
n.CHとのマネジメント契約代行は終了しており、終了後、3カ月間にわたり協議を続けたが、合意には至らなかったため。
また、TOOのデビュー前、n.CHに在職していた社員が多数入れ替えられたことなど、総合的な判断から契約延長しないことに決定した。
と、両者の意見は平行線となっています。
なお、このような内部事情の被害を受けているのは、他ならぬ「TOO」メンバーで、昨年下半期にカムバックを予告していたものの、その後、カムバック日程が発表されないままとなっています。