グラミー風刺画、BTS(アジア人)への暴力的と波紋
BTSがノミネートされていた今年のグラミー賞が終わり、「2021 Topps Garbage Pail Kids: The Shammy Awards」が、今年のグラミー出演アーティストを描いた「記念カード」を発売しました。
その中で、受賞を逃したBTSを描いたイラストに非難が集まっています。
イラストでは、メンバーの顔は傷だらけで、さらにハンマーに見立てた、グラミー賞のトロフィーで殴られそうになっており
BTSメンバーを「あざ」だらけの顔で描き、グラミー賞から不当な扱いを受けたこと、などを風刺しているとされていますが、一方で、最近増え続けている、アメリカなどでのアジア人やアジア系の人々に対する「ヘイトクライム(憎悪犯罪)」を背景に、BTSを殴っている描写で表現していることが、非難されています。
この風刺シリーズには、他のグラミー歌手も登場しますが、顔に傷やアザを作っているなどの、暴力的な描写で表現されているのは、BTSだけになります。
他の歌手のシリーズもあるものの、暴力的な描写なのはBTSだけ
この表現について、アジア社会に対する暴力が最近、増加している中
なぜこのような表現でBTSをを説明することを選んだのか?説明を求めます。他のアーティストのイラストには、暴力の描写はありません、これがなぜ許可されたのか
と、BTSがアジア人であることで、差別的な表現をされた、と非難する声が集まっています。