WayV、ウィグル問題で「バーバリー」関連画像を削除
NCTの中国ユニット「WayV( 威神V) 」が、最近、世界で問題視されている、新疆ウイグル自治区のウイグル族への人権問題に関連し
K-POPアイドルの衣装でもよく使われる、英国の有名ブランド「バーバリー(Burberry)」の関連画像を、メンバーらが削除したことが話題になっています。
中国外務省が本日(26日)
新疆ウイグル自治区に関する「うそと偽情報」に対応するとして、英国の4団体や個人を制裁対象に指定すると発表、英国が同自治区での人権侵害を巡り、欧州連合(EU)や米国とともに中国に制裁を発動したことへの対抗措置と見られています。
同時に、「バーバリー」のアンバサダーを務めていた、中国の人気女優チョウ・ドンユィが、「バーバリー」との契約打ち切りを発表、理由として
「バーバリー」が、新疆ウイグル自治区で生産される綿について明確なスタンスを公表していないため
と明かしています。
メンバーは中国の「バーバリー」不買運動に賛同
「バーバリー」は、コットンのNGO団体「ベター・コットン・イニシアティブ(BCI)」に加盟しており、同団体は昨年10月
人権問題を理由に、新疆ウイグル自治区で生産される綿の承認を保留にする。
と発表、他の世界的な有名アパレル企業も、中国最大の「綿生産地」として知られる、新疆ウイグル自治区の労働環境(中国がウイグル族を弾圧して綿を生産している)として
有名ブランドが次々にこの問題に懸念を示しており、中国国内では、このような懸念への反発が強まって、不買運動に発展しているブランドもあります。
今回、「WayV( 威神V) 」のメンバーが、これまで掲載した「バーバリー」関連の画像を削除した背景には、このウィグル問題に対する、中国支持の意思表示だとされ、韓国のネットユーザーからは
Wayvのメンバーたちはウイグル弾圧を支持するのか?
この対応はとても残念
などの声が上がっています。