チリの番組でBTSのパロディ放送で問題視
チリのあるバラエティー番組で、K-POPアイドルを連想させるコスプレをした出演者が、人種差別、言語に対して嘲笑うかのような内容を放送した、と騒動となっています。
チリのBTSファン団体が本日(12日)
昨夜、チリのお笑い番組でBTSをパロディーしたと思われる、人種差別、外国人恐怖症、言語に対する嘲弄を盛り込んだ内容が放送された。
と放送内容を問題視
番組では、カラフルな髪型をした5人の出演者が登場し、MCが名前を尋ねると、それぞれが韓国人風の名前で答え、特に北朝鮮の「金正恩(KIM JONG UN)」の名前と、スペイン語の「1(UNO)」を合わせ、南北が分断されている状況を戯画化
再度、MCが「本当の名前を教えて」と言うと、「V、ジョングク、ジェイホープ、AgustD(シュガのソロアーティスト名)、ジン」など、BTSのメンバーの名前を名乗り
続けて
MC「韓国語を教えてくれるか?ここにいる皆が、韓国語を習いたがっている。」と質問すると、あるメンバーが中国語風に話すモノマネをし
MC「どういう意味なのか?」と聞き返すと
「私はワクチン接種を受けました。」と、親指を立てて回答。
と、新型コロナウイルスに関連した、アジア人へのヘイトや卑下を意図するかのような、表現がさらなる波紋となっています。
人種差別批判に、制作陣「あくまでユーモア」
BTSのファンらが抗議すると
番組側は
我々は発展を続け、学び、聞いている。そして家族に楽しさを伝えるという私たちの意図に、さらに忠実であり、ユーモアと面白さで、少しでも寄与するという私たちの目標のため、肯定的なコメントだけではなく、批判も集めている。
と、BTSのパロディ化は、人種差別ではなく、あくまでユーモアと楽しさのために行われた、という回答をし、再度、ファン側が抗議しましたが、その後も謝罪の言葉はありません。