【April】メンバー全員でヒョンジュのイジメ被害主張に涙で反論「私たちのせいにしないで」(メディア取材)

19日、インタビューに応じる、チェウォン、ナウン、イェナ、ジンソル

チェウォン、ナウン、イェナ、ジンソルがインタビューに応じる

Aprilの元メンバー・ヒョンジュが、脱退から5年が経った今年、突然、在籍当時に受けたメンバーからのイジメ被害、また、それにより自殺未遂までしていたことを暴露した騒動で

これまで沈黙を続けてきた、現メンバー(ヒョンジュ脱退後に加入したチェギョン・レイチェルを除く)が、メディア取材に初めて応じました。

19日、ソウル某所、現在、彼らはみな、精神科の治療を受けており、深い心的苦痛に苦しんでいるという。

私たちの時間は2月28日で止まっている。

と、みな口をそろえて語った。

私たちは加害者ではない、むしろ被害者。過ちを犯したことがないのに、悪人扱いされ、罪人扱いされている、誤った状況を正したい。

また、ヒョンジュの弟の暴露文で「イジメ主導者」という烙印を押された、イ・ナウンは

今は死に追いやられているようだ・・・

と涙を見せた。

メンバーのヒョンジンの主張反論インタビュー

なぜこれほど長い間、沈黙していたのか?

会社に「ジっとしていろ」と言われたから。私たちは間違ったことはしていないので、待っていれば、真実が明らかになると思っていた。しかし、この4ヵ月間で悟ったことは、アイドルという職業自体が、正確な理解を得にくい職業だということ・・・Aprilを守るため、またメンバーだったヒョンジュのためにも、言い尽くせなかった部分もある。

今、インタビューに応じることになった理由は?

会社の公式見解や、メンバーたちが個別に書いた立場文だけでは、誤解がさらに大きくなるようだったから。

そんな中、ヒョンジュが

過ちを認めて正そうと努力するなら、許す。

という文を掲載したので、読んでとても腹が立った。私たちはヒョンジュに間違ったことも、ミスをしたこともない。

Apriはこの7年間「清純ドル」というコンセプトで成長してきた。公開したくない部分もあったが、多くの方々から、証拠を公開して欲しいと言われた。 もう全部お見せしたい。

ヒョンジュの主張する「靴を盗まれた事件」について

ヒョンジュがイジメ被害を主張する、「靴」と「タンブラー」について。

当時、宿舎の入口には靴が2~300足ほどあった。問題の靴は、会社で1人、2足ずつ計12足を練習用として、協賛を受けて支給された靴だった。新人グループなら、誰でももらえる普通の靴で、高いものでもないし、盗む理由など全くない。

また、靴に名前が書いてあるわけでもなく、誰のものか分からないのに、そもそも嫌がらせの目的で靴を盗んだというのは話にもならない。メンバー4人の靴のサイズが23センチと同じで、誰の靴か分からない時も、しばしばあった。

当時は「誤って履いてしまった」と思うことはあっても、まさか「悪意を持って盗んだ」とは、誰も考えもしなかった。

玄関の靴の様子

祖母からもらった大切なプレゼントに、チョングッチャン混入事件

これも靴の状況と似ている。100個近くのタンブラーが宿泊にはあって、流し台の食器棚に並べられていた。大掃除の日に母が来て「スター〇〇よりタンブラーが多いね、カフェを作ってもいいぐらい」と、言ったほど。

「チョングッチャン(納豆チゲ)」だと言われているが、あれは味噌汁です。当時、ダイエットのため、会社で食堂の食べ物を買って食べることができなかったので、サラダや果物を買って食べたり、コンビニで食べ物を買ってきて食べていた。母が凍らせてくれた味噌汁を温め、豆腐だけ入れて沸かし、タンブラーに入れてスケジュールに持って行っていた。

問題のタンブラーは、赤ではなく薄いピンク色だった。名前も書かれていなかったし、そのタンブラーを使う時に、ヒョンジュも宿舎にいなかった。ヒョンジュはいつも体調が悪く、本人の要求で練習生時代とデビュー当初を除いて、ほぼ宿舎生活をしていなかった。

また、ヒョンジュが普段も、そのタンブラーを使っているところを見たこともないし、「大事な物」だと言ったことも、祖母の遺品だと、言ったこともなかった。その日、現場でそのタンブラーを見て、ものすごく怒っていたので、すぐに謝り、宿所に帰って、綺麗に洗っておいた。

ヒョンジュ側がメンバー全員からのイジメにより、極端な選択をしたと主張

むしろ、私たちはみな、ヒョンジュを怖がっていた。そんな人をイジメるなんて、話にならない。

ヒョンジュの弟が書いた文を見ると「極端な選択をした後、メンバーが気づき謝罪した」という部分があったが、全くの間違いで、私たちはヒョンジュが極端な選択をしたということすら、(当時)聞いていなかったので、知らなかったのだから、謝罪したこともない。

常識的に、同じチームのメンバーがどんな理由であれ、極端な選択をしたのに、傍観して知らん振りをする人がどこにいるだろうか?当然、すぐ駆け付けたはずで、しかし、私たちは携帯電話すら持っていなかったし、会社からも当時、聞かされていなかった。この騒動が明るみになって、初めて詳しいことを知った。

むしろ、私たちは宿舎生活に苦しんでいるヒョンジュを励まし、一緒に頑張ろう!と、誕生日パーティーを開いた映像もあるし、放送用に撮ったのではなく、これは本当にサプライズパーティーです。

その時、ヒョンジュは本当に幸せそうでした、イジメられていたなら、このような映像は存在しなかったでしょう。

また、ヒョンジュは「イジメは練習生時代からあった」と主張しているが、私たちは一緒にプリクラを撮りに行くほど、親しかった。

宿舎でサプライズ誕生日パーティーの様子

ヒョンジュと話したことは?

普段から「アイドルになりたくない、大変」と言っていた、本人は「俳優になりたい」と言っていた。

ヒョンジュは練習生時代から、よく体調が悪いと言っては、私たちを苦しめていた。甚だしくは、音楽番組のスケジュールに、2度も来なかったこと。9月11日、ヒョンジュがKBS「ミュージックバンク」のリハーサルに来ず、その時、出勤途中の写真撮影もできないため、建物の後ろから回って入ったほど。

リハーサルにも来なかったので、メンバー全員が号泣しながら「5人バージョン」の振り付けを急いで練習した記憶が、今も鮮明に残っている。

ヒョンジュは生放送直前に現れ「生放送は出ないと」と言って、戻って来た。それ以降、その曲の活動では、音楽番組に出演できなかった。私たちは、それで(リハーサル飛ばしで)ペナルティを受けたと思っている。

その後、「ティンカーベル」活動開始と同時に出演した、MBC「SHOW CHAMPION」のリハーサルにも、また来なかった。私たちはその理由は知らされず、結局、ヒョンジュは生放送にも来ず、マネージャーから「宿舎に戻るように」と言われた。

私たちは(メイク済みだったので)ヘアピースなどを全て外し、泣きながら宿舎に帰った。次の日、会社から「これから4人で(活動を)やらなければならない」と言われ、一晩中、振り付けを覚え直した。当時の私たちは「ヒョンジュの具合が、また悪いようだ」と思っていた。

プリクラ

「腐ったキンパ」事件

スケジュールを終え、移動車に戻ったら、末っ子たちが乗る一番後ろにキンパがあった。5月なのに車の中に置いていたからなのか、臭いがした。それでヒョンジュが香水をふり始め、イェナは香りに敏感ですぐ頭痛がするので「もうやめて」と言ったが、いつもと同じように、大声を出し始め、イェナにも怒鳴りつけた。

あまりにも叫ぶので、電話中だったマネージャーが「静かにしろ」と言ったので、「声を下げて」と言ったチェウォンにも、暴言を吐いた。

その翌日に「SHOW CHAMPION」に現れなかったので、(前日)そのことがあったので、また辛いのかと思っていた。それ以降、1度も(ヒョンジュを)見たことがない。

なぜ、今回の騒動が起きたと思う?

思春期時代、携帯電話もなく、家族と離れて宿舎生活をするアイドルの限界ではないだろうか。

今は私たちは大人だが、当時は14歳、15歳の子もいた。短い練習生期間で、お互いに親しくなれないこともある。また、全てのメンバーと親しくできないかも知れないし、近付きたくないかも知れない、みんなと仲良くなることはできないかもしれないが、それがそんなに大きな罪なのか。

ガールズグループの皆、そうだろうが、チーム内には嫉妬が存在し、意図的でなくても、言葉1つで傷つけられることもあるだろう。それでも「合わせよう」と努力しながら堪えていく。

私たちのようなアイドルや、先輩たち、練習生はみんな理解できることだと思う。

私たちは宿舎で生活する時、 寂しいことがあっても話せなかった。その時は「会社の指示通りにやれ」ということだけだった。お互いを気遣う暇もなく、5年目以降になると、宿舎も別々に住むようになって、お互いを懐かしみ、大切さも分かるようになったが、ヒョンジュの存在1つで、Aprilが崩れるようになった。

本人の理由で辛かったことを、メンバーのせいにはしないで欲しい。

今後について

まず、ファンの方々に、申し訳ないとお話ししたいです。

メンバー全員が10代から、今まですべてを捧げて、今のAprilができた、雑音もあったけど、よく耐えて来たと思う。このグループが「いじめグループ」という汚名を着せられ、不名誉に姿を消すのを、メンバー全員が望んでいないこと。

メンバーの中には、ヒョンジュの不誠実さや、嘘に苦しみ、「死にたい」とすら思うほど、辛い思いをしたメンバーもいた。資料を公開することに躊躇いはあったものの、これからはメンバー全員で最善を尽くし、釈明し、解消されるまで、すべてのことを世間に詳しく説明していくつもりです。