K-POP、ドラマ、映画など、韓国の新型コロナウイルス感染者増で撮影中止など芸能界に影響大(中止相次ぐ)

半年ぶりに感染者が1000人を超え、検査に並ぶ市民

韓国、半年ぶりの新規感染者1000人超えで芸能界にも影響

本日(7日)、韓国の国内新規感染者が1212人となり、半年ぶりに1000人を超える増加を見せ、新型コロナウイルスの第4波が流行の兆しを見せていることで「芸能界がまた大きな影響を受けている」と報じられています。

一部のドラマ制作は中止となり、また、出演者やスタッフの感染により、共演者への影響で、公演やイベント行事が相次いで中止となる事態となっています。また、公開予定だった大作映画の興行にも、少なくない影響を与えると言われています。

<ドラマ>

韓国版「紙の家」の撮影中断を決定。出演俳優の陽性者が出た後、追加の陽性者は出なかったものの、先制的な対応として、撮影をしばらく中断することを発表しています。

KBS連続ドラマ『騙されても夢のうち』、出演する子役が陽性に、撮影にも影響が出たことで放送中断を発表。また、KBSではこれに先立ち、ドラマセンター長の感染も発表されています。

<チャ・ジヨン感染で共演者を含む影響>

女優チャ・ジヨンの感染で、関連する複数のスケジュール(ドラマ・ミュージカル)に影響。

彼女が出演中の「ブラックの花嫁」は撮影を中断、ミュージカル「レッドブック」は公演中止に、さらに、撮影で一緒だった俳優らの、別の仕事や、制作発表などのスケジュールにまで中止になる、大きな影響が出ています。

 

他にも、放送界では、ラジオ司会者など、芸能関係者、および、スタッフの感染が相次いで報告されています。

<映画界は観客動員に影響>

米国マーベルの大作映画「ブラック・ウィドウ」、韓国映画「モガディシュ」、など、国内外の大作映画の興行にも、コロナ事態の再びの悪化により、劇場産業への縮小対策が懸念されている。

特に話題作「ブラック・ウィドウ」は、観客動員がコロナ以来、最大の32万人を超えるヒット作となっており、冷え込んだ映画界への追い風と言われていたが、今後の興行は期待できなくなった、との声も。理由は、映画館を訪れる観客層が主に、20~40代が多いというのが問題視されているからで、映画関係者からは

「ワクチンの普及で、少しずつ映画館が息を吹き返している雰囲気だったが、第4波に見舞われ、残念な状況」と明かしている。

K-POP界もアイドルの感染や、濃厚接触者によるスケジュール中断

<BraveGirls>

本日(7日)、メンバーが自主的にPCR検査を受けたことを明らかに、スケジュールの中断を発表しています。

「BraveGirlsのスケジュールに参加した外部スタッフが、新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。これにより、メンバーも自主的にPCR検査を受けており、他アーティストやスタッフの安全のため、自主隔離に入る予定。」

<ペク・アヨン>

来週、新作「Observe」発売予定も、カムバック活動の延期を発表。

共演者に陽性判定が出たことを受け、濃厚接触者として隔離期間に入ることから、カムバック活動の延期を発表しています。

<ミンヒョク(NOIR)>

昨日(7日)新型コロナウイルス陽性判定。

出演予定だった公演スケジュールの中断が発表されています。

<インソン(SF9)>

チャ・ジヨンの共演者だったことで、5日に行われた、SF9の新作「TURN OVER」のカムバックイベントに不参加に(結果は陰性)