BTSのヒット曲「Butter」に次々にそっくり指摘
19日に韓国のネット上で、BTSのヒット曲「Butter」について
日本のゲーム会社「コナミ(KONAMI)」のゲームBGMにそっくり
サンプリングのレベルではなく、同じメロディに聞こえる。
と、盗作疑惑が浮上しました。
投稿者が指摘したゲームは「MONSTER IN MY POCKET」というゲームのサウンドトラックの1つで、YouTubeなどでこの2曲を比較した動画が急速に拡散され、聞き比べたネットユーザーからは「一般人の耳でも、まったく同じ」「導入部はまさにバター」など、指摘が相次いでいます。
なお、著作権法上は
コードが「8小節」以上、重ならなければ盗作にはあたらない
と、反論する意見もあります。
「Butter」作曲家、メロディーラインを二重契約、再利用疑惑
また、他にも、オランダの歌手、Luca Debonaireが公開した「You Got Me Down」に似ている。との指摘も起きていますが、この問題については、「Butter」の作曲家の1人である、セバスチャン・ガルシア(Sebastian Garcia)が双方と二重契約していた疑惑が浮上しています。
Luca Debonaire側は「そっくり」指摘について、SNSに
私は2019年なのに、おかしい。BTSの事務所側と交渉中
と主張し、さらに波紋を広げています。
セバスチャン・ガルシアが双方の制作に携わっていることで
2つのトップライン(メロディーライン)を書いたのは同一人物で、Luca Debonaire側はすでに2019年にセバスチャン・ガルシアから、該当のトップラインを購入している。
これにより、「You Got Me Down」と「Butter」との類似性については、セバスチャン・ガルシアの二重契約疑惑が浮上しており
自身の「メロディーライン」をBTSに再利用した
アーティスト双方と二重契約した
指摘が起きています。
なお、2019年にLuca Debonaire側と契約した際、「排他的権利(最初の購入者のみが独占的に使用できる権利)を保障したかが、焦点となっています。
仮に、この契約がされていた場合、BTS側も被害者となります。
メロディーラインの権利は「Butter」に
この騒動について、本日(22日)、BigHitミュージック側が
『Butter』について、著作権上問題は全くないことが確認されました。
全ての著作者から曲に問題がないことを確認する手続きを経て、発売された曲で、現在も権利の面で問題になる部分はありません。
著作権に関し、問題への指摘は認知しているが、当該の音源の権利は変わりなく「Butter」に属している点を、申し上げたい。