「Melon」チャート改編またまた発表「24Hits」→「TOP100」へ(1時間(リアルタイム)集計が復活)

またまた改編

「Melon」またまたメインチャート改編を発表

韓国最大の音源サイト「Melon」が、最新チャートランキングの改編を発表しています。

Melonは先月、カカオエンターテインメントへの合流を発表したばかりですが、「Melonカンパニー」側が昨日(2日)、「24Hits」を来週9日から「TOP100」へと全面改編することを発表しました。

これまで導入されていた「24Hits」は、毎時間アップデートされるMelonのメインチャートで、24時間間の累積単位での音源利用量を集計し、順位を付けていましたが、新たに導入される「TOP100」では

24時間の利用量 50%

直近1時間(リアルタイム)の利用量 50%

と、半分ずつを合算して集計することを発表しています。

ただし、利用者が少ない深夜と夜明けの時間帯(午前1時~7時)だけは、24時間の利用量だけが反映されます。

Melonカンパニー側は

同時間帯のデータを大幅に補強し、「最新トレンド」を反映させると共に、音源順位を非正常的に上げる試みを、最大限に防止できるように設計した。

「1時間」と「24時間」、両方を集計に導入へ

Melonはこのメインチャートについて、長く導入されていた「リアルタイムチャート(1時間単位集計)」を廃止し、「24Hits(24時間単位集計)」に昨年、変更したばかりでした。

リアルタイム集計を廃止した理由については

音源買い溜めや、ファン力による「総攻撃(特定の歌手の音源を組織的に集中再生し、順位を上げる行為)など、チャートの歪曲が容易に起こりかねない。

しかし、昨年から導入された「24時間集計」にもマイナス面があり

24時間での累積量では、短期集中攻撃を防ぐことは出来たものの、逆に、上位圏に最新曲が今度は入りにくくなった。ユーザーからは「『24Hits』は最新の人気曲の動向を反映していない」との指摘を受ける。

上位曲の順位変動が少なくなり、チャートが「コンクリート化した」との意見も

新チャートでは、この両集計法を半分ずつ導入する形となります。