人気歌手ヨンタクの事務所代表「音源買い占め」認める
人気トロット番組『ミスタートロット』出身で、人気歌手であるヨンタクに「音源買い占め」が初めて提起されたのは、昨年2月頃で、その翌月に事務所側は公式に疑惑を否定していたものの
本日(4日)「音源買い占め容疑」で、事務所代表が検察に送致されたことが明らかになりました。
ソウル警察庁サイバー捜査隊は
「音楽産業振興法違反」などの疑いで、ヨンタクの所属事務所、MILAGROエンターテインメントのイ・ジェギュ代表と
「買い占め」のマーケティングを請け負った業者を、起訴意見で検察に送致した。
と明かしています。
「音源買い占め」疑惑、立件も「認めた」のも初の事例に
イ代表には現在、昨年、ヨンタクの「君がどうしてそこから出てくる」を、音源ランキングでの順位を上げるため、マーケティング業者に数千万ウォンを渡した容疑がかけられています。
イ代表は公式SNSを通じて
今回の事件の容疑を全て認めており、深く反省し、後悔している。
2019年に音源ストリーミングの方法について知り、無名歌手の曲を多くの方々に知ってもらいたい、という個人的な欲に一時的に理性を失って、してはならない行動をした。
音源の買い占めは、アーティストとは関係のない独断行動です。当時、歌手は音楽的な部分とスケジュールを除いた会社の業務進行方式に関与することはできず、情報も共有してもらえずにいた状況。
と、ヨンタク本人は無関係であることを強調しています。
今回、「音源買い占め」疑惑はこれまで多くの歌手に疑惑が提起されて来ましたが、捜査機関が実際に立件したのは、今回が初めてのケースとなります。
そしてまた、アーティストの事務所側も容疑を認めたのも初めてとなり、今回の事例が今後、韓国音楽業界にどのような影響を及ぼすか?に関心が集まっています。