通称「BTS兵役法」どうなる?「兵役法一部改正案」議題、今月25日に再開予定(前回は議論すらされず終了)

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「BTS兵役法」どうなる?今月25日に会議再開予定

通称「BTS兵役法」と呼ばれる、兵役特例などを含めた、改正案関連に関する議論が、2カ月ぶりに再開されることが明らかになりました。

「国防委員会・法律案審査小委員会会議」が今月25日、午前10時~開かれる予定で、この会議では「国民の力」議員ら、16名が今年6月に発議した、兵役法一部改正案が議論される見通しだと、注目が高まっています。

K-POP歌手も対象に含めるべき「逆差別」指摘

現行の兵役法では「芸術・体育要員編入」の対象に、BTSなどの、いわゆる大衆文化芸術家(K-POP歌手など)は含まれておらず、大衆芸術家も対象に含める内容を骨子とした、「兵役法一部改正案」について、前回(9月)会議で論議される予定でしたが、終了時間が来てしまい、議題が持ち越されていました。今回、2ヵ月ぶりの会議再開となります。

昨今、K-POP歌手をはじめとする、韓国の大衆文化人が、世界的に人気を集めたことで

「大衆文化芸術家」も兵役特例の対象に含まれるべきだ

という主張が、絶えず提起されています。

しかし、国防委員会は代替服務削減基調、兵役義務履行の公正性・公平性などを理由に、これまで否定的な立場を示しており、これに対し、大衆文化芸術界からも「逆差別」との指摘が起こっています。

社団法人「韓国音楽コンテンツ協会」側は最近

純粋芸術の場合、国内新聞社が主催するコンクールに入賞しても、兵役の恩恵を受けられるのに、大衆文化芸術家が、兵役の恩恵を受けられないというのは公正性に反する。

と兵役法の改正を訴えています。