OMEGA Xメンバーが記者会見
事務所代表A氏からの暴言・暴行が騒動となっているOMEGA Xのメンバーが記者会見を行い、これまで受けた精神的・肉体的な虐待被害について、涙ながらに語りました。
本日(16日)
(ジェハン)今まで僕たちが我慢して耐えざるを得なかった理由は「我慢しなければ、最後のチャンスを逃してしまうかもしれない・・・」という恐怖があったからです。
メンバーはみな、今回が2度目のデビューで、再び挑戦するのが夢だったため、こんなことで時間を無駄にしたくはありませんでした。いつも信じて応援して下さるファンのためにも、我慢しなければならないと思っていました。
しかし最年長として、リーダーとして、疲れて苦しんでいるメンバーたちを見ながら、崩れてしまうのではないかと怖かった、ただOMEGA Xを守りたかったんです。
これ以上は我慢できない状況となり、どこかで不当な待遇を受けているかもしれない、僕たちのような夢を見るみんなのためにも、勇気を出すことにしました。
と、訴訟する決意を明かしました。
パワハラだけでなく、セクハラ、アルハラ、被害も
また、A氏の暴言などのパワハラはメンバーにだけでなく、関係者、スタッフにも行っていたことが確認されており、さらにはセクハラ被害も受けていたことを明かしています。
(関係者からも証言)メンバーに向かっての暴言・暴行をした映像を見たが、関係者にも同じ行動を繰り返していた。あまりにも日常的なことだったので、A氏は自身の過ちを認知できずにいる可能性がある。
(A氏の大声と暴言によって業務を進めることが難しかったことも)SPIREエンターテインメントの内部では、スタッフが随時変わり、関連業務を担当する人たちも数回変更された。これは役員も例外ではなかった。
続けて、パワハラだけでなく、セクハラ、アルハラ被害について
A氏は練習が終わって退勤する前にメンバーを呼んで酒を飲ませ、代表という地位を利用し、強制的に酒を飲ませる(アルコールハラスメント)
太ももを触ったり、手を握って、顔を触るだけでなく、自分の顔を(メンバーの顔に)息がかかるほど近づける、セクハラ行為も常習的にしていた。
飲みの席が終わった後もメッセージや電話をずっと送り続け、(メンバーの対応により)「殺す」などの暴言から、「極端な選択をする」などの死をにおわせる脅迫、メンバーを不安にさせ、精神科治療が必要なほどの行為を繰り返していました。
(末っ子メンバー・イェチャン)兄さんたちが飲み会の犠牲となってくれ、とても申し訳ない気持ちが大きかったです。たまに僕も自ら役に立とうと思いました。一方で、兄さんたちがこんなにも耐えてくれてるのだから、僕は崩れないようにしようと、努力するのが習慣になりました。
メンバー側の告発により、代理人はA氏に対して
暴行、脅迫、業務上威力による強制醜行、不当な精算を強要した恐喝の疑いなど、刑事告訴することを明かしています。
まずは専属契約の解除が優先、迅速に専属契約の効力停止仮処分申請をし、慰謝料については順次算定する予定です。
グループ活動再開に向けて動き出したメンバーたち
メンバーたちはすでにグループ活動再開に向けて動き出しており
今月7日、法務法人Sを通じてグループ名「OMEGA X」の商標権登録申請を終えた。
と、新しい事務所探しなど、明らかにしています。