日本「入管法改正」で新人歌手がより日本公演しやすく、歓迎ムード
「世界2位の音楽市場」を誇る、日本へのK-POP歌手の公演がよりしやすくなる、と話題になっています。
日本の「入管法改正(出入国管理及び難民認定法改正)」が施行されたことを受け、海外歌手・俳優らが、日本での小規模公演のためのビザ発給が受けやすくなった。
特に海外新人歌手らにとって「公演ビザ」要件が緩和されたことで、K-POP業界はより新人グループが公演する機会が与えられると、歓迎ムード。
主催者の実績あれば「歌手の経歴問わず」
これまで、日本で公演ができる歌手には制限がありましたが、今回大幅に緩和されています。
これまでは出演する外国人の公演ビザ発給に、2年以上の活動経験、一定面積以上の舞台などの要件が課されていたが、日本国内の各団体からも「手続きが複雑すぎる」という苦情が提起され、改正された。
これにより、1日の報酬が50万円(448万ウォン相当)以上の外国人公演者に対する滞在日数は、従来の15日から30日に増え、さらに主催側の業歴が3年以上、過去に賃金未払いなども無ければ、「歌手の経歴は別途問わない」ことにもなった。
スタンディング公演や、飲食物の有償販売も許可され、酒が売られるライブハウス公演も可能となっている。
中小&大手も歓迎ムード、中国「限韓令」ならますます日本へ
このような日本公演のハードルが下がったことに
<小規模事務所の代表>
日本の歌手たちは知名度が低い頃から、小劇場会場での公演から始め、徐々にファンを広げていくのが一般的。
(今回の改正で)韓国歌手にも、そのような機会が広がったということは肯定的な現象。
また最近では、日本の小規模劇場の関係者たちが、出演交渉のために韓国の芸能事務所を訪ねているとも聞く。実際に我々も提案を受けている。
日本はK-POPにとって海外最大の市場であり、昨年のK-POP関連アルバムの輸出対象国では、米国、中国を抜き、1位となっています。
また、大手事務所からも歓迎の声が
今回の改正を歓迎しない理由はない。
滞在期間の規制が緩和されたことで、日本ツアーの日程調整など、色々な面で良くなるだろう。
現在、中国では「限韓令」が続いており、日本での活動がよりしやすくなったことで、中国市場の空白を相殺するほどの効果が日本で生まれる、との分析も出ています。