RIIZE、TWSなど新人が好調!「第5世代ボーイズグループブーム」到来か(世代交代?ただのトレンド?)

「第5世代」RIIZE(SM)、TWS(HYBE)

K-POPボーイズグループ「第5世代」音源チャート好調に注目

昨今「第5世代」と呼ばれる、新たな世代へと移行したK-POPのボーイズグループについて、デビュー直後ながらアルバム販売量だけでなく、音源成績でも好調な新世代への注目が高まっています。

特に今年に入って「5世代ボーイズグループ熱風」が起こり、その先頭を走るのは、昨年デビューした、Mnetサバイバル番組「BOYS PLANET」から誕生したZEROBASEONE、そしてSMエンターテインメントの新グループRIIZE。

両グループ共に、「イージーリスニング(70年代頃ブームになった「聞きやすい音楽」)」での選曲が成功し、続く今年デビューしたHYBEの新グループTWSも音源成績が好調です。

人気の「イージーリスニング」選曲によるトレンド?音源好調

K-POP業界では、FIFTY FIFTYの「Cupid」を筆頭に、昨今「イージーリスニング」がヒットしており、「第5世代ボーイズグループ」が急速に上昇する姿を見守る雰囲気となっています。

BTS以降、ボーイズグループが音源チャートで大きな成果を得られなかったが、最近になって、デビューしたばかりの新人グループの音源チャートでの反応が熱い。

国内ファンダムの場合「第4世代」に入り、量的成長面では停滞期を体験したが、最近になって、散ったファンダムがまた結集する雰囲気も感じられる。

「イージーリスニング系サウンド」の選曲により、大衆の「ボーイズグループの音楽」に対する聴くハードルが低くなったのも理由の1つと言えるだろう

ブームの始まりはRIIZE

昨年9月「Get A Guitar」でデビューしたRIIZE、そして今年最初のカムバック曲となった「Love 119」が、ファン以外のリスナーにも受け入れられ、現在音源チャートでヒット中です。

「SEVENTEENの弟」TWS、異例の新人音源成績

「SEVENTEENの弟」として、華々しくデビューしたTWSも、歴代級の新人成績を記録しています。

デビュータイトル曲「plot twist(初めての出会いは計画通りにいかない)」は、SNSなど口コミの評判に乗ってランキングを急上昇し、Melon週間4位を記録、デビューわずか1ヵ月のボーイズグループとしては、異例の結果を残しています。

SMは「第5世代」が今年もデビュー

SMエンターテインメントはRIIZEに続き、今年も「第5世代」がデビューします。

NCT最後のユニットとなる「NCT WISH」がいよいよ来週、28日にデビューシングル「WISH」で正式デビュー予定で、プロデュースはBoAが担当することでも注目が集まっています。

「NCT WISH」と同日デビューするのは、NOMADエンターテインメントからデビューする、5人組ボーイズグループ「NOMAD」

リーダーであるドイが全曲の作詞・作曲に携わる「自主制作ドル」となり、統括プロデューサーには、EXO、SEVENTEEN、NCTなどをプロデュースした「DK(キム・デヒョン)」が務めることでも話題です。

「第5世代ボーイズグループブーム」は一過性?新トレンドか?

現在の新世代の熱気に対し、業界関係者は

新しいボーイズグループに対するファンダムの期待感、既存のボーイズグループに比べ「新鮮」という点や、ガールズグループ旋風の中、似たようなダンス曲に飽きて来たリスナーが少なくなかった点などが複合的に作用したと見られる。

2010年代以降、K-POP界は、BIGBANG、EXO、BTSなど、世代の「ワントップ」が支配してきた。特に長期間トップの地位を享受して来たBTSが入隊期間に入り、「ワントップ」が不在した状況の中、ばらばらに散らばっていたファンダムがまた、ボーイズグループへの渇望から、新たなグループが上昇して来るようになった状況と言えるだろう。

ただ、この新人グループたちが、デビュー序盤に大きく注目されているからといって、今後「ワントップ」に躍り出るかはまだ不確定

特に年明けから新人のカムバックが活発だったことも理由とされ

ファンダム全般的に、最近はボーイズグループへの関心が高まっているように感じる。特に新人の年末~新年の活動が活発だったこともあるだろうが、「第4世代」など、先輩のカムバックがこれから本格化して来るため、別世代の成績も注目される。