BTSの入隊で「兵役特例制度」再検討へ
これまでスポーツや音楽の世界大会で優秀な成績(オリンピックメダリスト・アジア大会・国際コンクールなど)を残した人物に対し兵役特例として、「補充役」となる制度が再検討されることが明らかになりました。
芸術体育要員の「補充役」に選ばれた人物は事実上の兵役免除となり、自身の得意分野でそのまま活躍を続けることが、「兵役の義務を果たした」とみなされる規定になります。
しかし時代も変わり、イ・ギシク兵務庁長が先日
芸術・体育要員を含む補充兵制度の導入当時と比べ、環境や国民の認識、兵役志願者数などが変化している。
と、少子化などの問題も含め再検討することを明かし、年内にも改善案を発表すると伝えています。
まだ決まっていない。
続けて、制度廃止については
特例制度がなくなる可能性もあるが、まだ決まったことはない。
BTSの全メンバーが現役で入隊し、誠実に服務することで、兵役履行の公平性の側面で肯定的なシグナルを与えた。
と、これまで人気芸能人の入隊時期が迫ると特例を与える基準が「不公平」などの声や、そもそも特例制度自体に国民から不満の声もあったことから、改めて検討することを明かしています。
なお「兵役特例」については、特に20代など若者からの反対意見が圧倒的に多く、世論調査で73%の20代が「(みなが)行くべき」と回答しています。