NewJeans ハニ、国政監査に参考人として出席
昨日(15日)、NewJeansのメンバー・ハニが、韓国・環境労働委員会、経済社会労働委員会などによる国政監査に参考人として出席しました。また、ミン・ヒジン氏の後にADOR代表に就任したキム・ジュヨン氏も証人として出席しました。
ハニは生配信で明かした、自身へのHYBE社内での「無視騒動」ついて、当時の状況を話しました。
(HYBE社屋に)ヘアメイクをしてもらうフロアがあり、私のヘアメイクが先に終わり、廊下で待っていた。すると、他の(レーベル)所属グループのメンバー3人ほどと、女性マネージャーが出てきた。
私はその時メンバーとは挨拶をして、5~10分後になってその方々がまた出て来たが、マネージャーと目が合うと、後ろに付いていたメンバーに対し
『見ないふりをして、無視しろ』
と言った。私はなぜこのようなことをされなければいけないのか?理解が出来ず、なぜあのような人があの環境で、あのような事を言ったのかが理解できない。この問題は一度や二度のことではありません。
デビュー初期、ある偉い方(HYBEのバン・シヒョク議長)と対面したことがあるが、その度に挨拶を一度も返してくれなかった。韓国で暮らしながら、目上の方に礼儀正しく行動することが、韓国の文化だと理解している、私の挨拶を返してくれなかったのは、職業としてだけでなく、人間としても礼儀がないと思った。
キム・ジュヨン代表からは「証拠がなく、どうしようもない」とスルーしようとされ、最初に相談した時、監視カメラの映像を確認するとも言ったが、(問題部分のシーンはなく)前の8秒しか残っていなかった。その5分~10分後のシーンが全くないと言った。なぜ後ろの部分がないのか?と聞いたが、警護チームとのミーティング中、理由がコロコロと変わった。そして「映像を削除した」とも言い間違えた。
代表の発言がコロコロと変わったので不安になり、私はベトナム系オーストラリア人なので、韓国語を100%理解できていない。だから重要な内容を聞き逃さないよう、会話を録音した、嘘をついている証拠がある。
と、涙ながらに訴えました。
キムADOR新代表「もう少しうまくできたかも」対応に反省の言葉
この問題提起に対し、キム・ジュヨン代表は
(問題の)マネージャーは、別の会社(BELIFT LAB)に所属している。該当レーベルのアーティスト、マネージャーの方々に、そのような事実があるのか?と確認を要請した。
また、保管期間が満了した監視カメラの映像が復元できるかどうかも確認するなど、私ができる範囲での措置は取りました。
しかし、残念ながら内部的に把握できた関係としては、お互いの主張がすれ違っている状況であり、私もハニさんの言葉や主張を全て信じているが、もどかしい心情です。
どうにか立証できるだけの資料を探そうと努力はしていますが、まだ確保ができていない状況です。
私が取れる措置はすべて取ったと思いますが、ハニさんがこのような心情で、このような状況まで至ってしまったことを見ると、私がもう少しうまくできた部分があったのではないかと思います。
この言葉に、ハニは
すみませんが、最善を尽くしてくれたとは思わない。十分もっとできることがあったと思う。
最初から私たちに対してずっと「守ってあげる」とおっしゃっていたけれど、私たちを守るには戦わなければならない。でも戦う意志も、措置を取る意志も見えなかったのに、最善を尽くしたとは言えない。
と、キム代表の言葉を否定しました。
国政監査で死亡事故証人、ハニとの自撮りに批判殺到
その後、国会でのハニの画像がメディアにより次々に公開されると、その中には、ハニがキム新代表を強いまなざしで、にらむような画像や、事業所内で死亡事故を起こした証人として出席した「ハンファオーシャン」巨済事業所のチョン社長が、笑顔でハニにスマホを向け、一緒に自撮りする様子が不適切だと批判となりました。
すぐに「ハンファオーシャン」側は
当社役員の適切ではない行動に対し、国民、国会、そして遺族のみなさんに深くお詫び申し上げます。
事業所の残念な事故により国会国政監査の証人として出席した状況で、当社役員の行動は非常に不適切でした。
この様子に、議員や国民からは「「良いこと」で来たわけではないのに、なぜ笑って自撮りができるのか?」と疑問や批判の声が出ています。