ADORの仮処分通ったけど?「NewJeans」活動予定なし
NewJeansのメンバーが契約終了を一方的に宣言したことで、所属事務所のADORとの紛争が起こってから、もうすぐ5ヵ月が経とうとしています。
騒動は本格的な法廷争いへと移り、3月の仮処分申請では、ADOR側の主張が認められ、メンバーは裁判結果を受けて「NJZ」という新グループ名を削除対応しています。
メンバーが活動中断宣言!企業は新規広告を展開できず
今月に入って本格的な「専属契約有効確認訴訟」が始まっていますが、さらに紛争は深刻化しており、広告業界ではNewJeansを起用することがほぼ不可能という動きとなっています。
(広告関係者)先月21日、ソウル中央地裁はADOR側の広告契約締結などの禁止仮処分申請を受け入れている。つまり今後はADORの承認なく、メンバーは独自に広告や作詞・作曲などができなくなったということ。
ただ、仮処分申請が受け入れられたからといって、「NewJeans」としての活動再開もほど遠い。
メンバーは裁判後、香港で開催されたイベントで「裁判所の決定は尊重するが、ADORへの復帰は受け入れ難い」と、独自活動の暫定中断を宣言したほど。
撮影済みコンテンツを再利用するしかない状況
メンバーの強い意志を受けて、現在、NewJeansをモデルに起用している「ロッテウェルフード」「コカ・コーラ」などは、今後の広告展開に困惑している状況です。
「ロッテウェルフード」社は、NewJeansをモデルに起用した「ペペログローバルアンバサダー」について、契約期間がまだ残っていることを明かしています。
(ロッテ関係者)昨年のペペロデー(11月11日)シーズンには、NewJeansを起用した製品包装などを多数展開したが、現在はオフシーズンということに加え、所属事務所との問題も重なって、特別な広告活動などは行っていない。
ひとまず、今は状況を見守ってから決める必要があるだろう。
一方の「コカ・コーラ」社は、現在もNewJeansを起用した広告掲載が続いていますが「契約状況についての回答は難しい」とだけ答えています。
(広告関係者)メンバーの新たな撮影は難しいと見られ、おそらく既に撮影したコンテンツを活用したのではないか。メンバーが暫定的に活動中止を宣言しただけに、企業側は活発な広告展開を行うことも難しい状況。