
元NCTテイル、集団性犯罪事件の初公判
NCTの元メンバー・テイルが昨年6月、知人2人と共に、中国人観光客の女性を酔わせ、集団で性的暴行を加えた事件「性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反(特殊準強姦)容疑」の初公判が行われました。
知人2人と共に出廷したテイルは、公訴事実をすべて認め、検察は全員に対し
懲役7年
就業制限10年
性暴力治療プログラムの履修
個人情報公開の告知
を求刑しました。
警察の捜査から2ヵ月経って「自首」厳罰求める
事件発生から、犯人特定まで
(昨年6月)梨泰院周辺で中国から来た女性観光客に対し、酒に酔わせ、ソウル瑞草区周辺の住居に連れて行き集団で性的暴行を加えた。
警察が事件発生から2ヵ月後の8月、犯人を特定して押収捜索などを試みると、自首してきた。
テイルを含む容疑者らは事実関係を認めながらも、過度な飲酒で発生した偶発的犯行であり、事件発生2ヵ月後に「自首した」という点を量刑に反映してほしい、と主張
しかし検察側は
計画的な犯罪と見られ、厳罰を求める。
犯行後、被害者を送る過程でわざと犯行現場ではない別の場所からタクシーに乗せているなど、被害者が外国人であることを利用して、犯行場所を記憶できないようにしたり、警察が追跡できないようにしようとする意図が見られる。
「偶発的犯行」と主張しているが、計画性がなかったとするならば、このような行動をする理由がない。
事件後の2カ月間、警察の追跡で(被告人を)特定し、家宅捜索を行った。その後「自首書」という名前の書類を提出して来たが、法律が定めた真の意味での自首書と見ることができるのかも疑問
テイル側「偶発的」と計画性は否定
このような検察側の厳しい意見に対し、テイル側は
居酒屋から出た当時、(被害者と)お酒をもっと飲もうという考えだっただけで、犯行を計画していたわけではない。
性犯罪予防教育プログラムの履修、心理相談などを受けながら、2度とこのような過ちを犯さないと誓う。
と主張しています。