BTSシュガ、「K-POP産業」の問題点を指摘
BTSのメンバー、シュガ(SUGA)が、現行のK-POP産業システムの問題点について言及しました。
「Weverse Magazine」インタビュー内で
アーティストたちの活動方式がとても大変そうに見える。(カムバック)活動を始めると、1日に1つずつ(毎日のように)音楽番組に出演するため、アーティストの疲れも溜まり、疲労累積が負傷につながる場合が多い。
しかし、そんな音楽番組への出演も「プロモーション」レベルであるため、アーティストがまともな収入を得られるわけでもなく、そうするうち、活動は多いのに、目に見える成果がないため、士気が落ちるしかない。
と、カムバック活動における「音楽番組」出演の多忙さ、それに見合わない、収入問題を指摘しました。
活動への法的保護や制度改善が必要
できれば、1つの舞台への完成度がもっと高ければ良いのに(と思うが)、今の環境ではかなり難しいようだ。
僕らの職業は、一般的な勤労の概念ではないため、法的な保護問題が曖昧だったりもする。産業システムの制度改善が必要。
と、カムバックすると、出演する番組が多く、1つ1つに質の高い舞台が作れない残念な気持ちと共に、歌手らがもっと、法的な保護を受けられる制度改善が必要だと、明かしました。
この発言は、世界的に活躍するBTSのメンバーだからこそ、言及できる「K-POP産業」への問題提起だとして、関心が高まっています。