現在、サイン会での発言が物議となっているMONSTA Xについて、昨日、所属事務所のSTARSHIPエンターテイメント側が謝罪文を掲載したものの「メンバー本人が謝罪していない」とのさらなる批判を受け、ウォノとミニョク本人が謝罪文を掲載しました。
ウォノとミニョクが謝罪文掲載
今年3月に行われたサイン会での様子がインターネット上に拡散されると、ウォノとミニョクがセクハラや性的暴行被害を訴える運動「ME TOO運動」を戯画化している、との批判が拡大しました。
昨日、所属事務所側が公式に謝罪文を掲載したものの、文章の内容があいまいだったことや、騒動の発端となったメンバー本人が謝罪していないことなど、さらなる批判へと拡大してしまいました。
事態の悪化を受け、ウォノとミニョクが新たに
<ミニョク>
私の軽率な発言と行動で傷ついた方と、ファンのみなさんにお詫びしたいです。今回のことを通じて、私の不注意な言動が他の方々に大きな傷となり、不快感を与える恐れがあることを悟り、私の過去の行動を振り返りながら反省しました。既に遅いですが、私のミスに対して心からお詫び申し上げます。これから同じ過ちを繰り返さないよう、最善を尽くして努力します。ファンのみなさんを失望させてしまい、申し訳ありませんでした。これから全ての面で成長するミニョクになるよう努力し、常に考えていきます。
<ウォノ>
私が発した「ME TOO」という言葉が、「ME TOO運動」の意味を損ねる恐れがあるという点について、大きな勇気を出した被害者の方々に対し「2次的加害」になりかねない、という点を考えられず、私の不注意な言動によって、多くの方々に失望感と傷を与えてしまいました。自分で考えても、一体どうしてあのような無知な発言をしたのか分かりません、深く反省しています。いつも力になって下さる、ファンのみなさん、私の間違った行動によって失望を与えたこと、とても胸が痛くて申し訳ない気持ちでいっぱいです。今回のことを通じて、私の不用意な言動が多くの方々に傷つく可能性があることを深く悟りました。足りなかった部分をもっとたくさん勉強し、正しい価値観を持って、より成熟した姿をお見できるよう、努力するMONSTA Xのウォノになります。
http://kpopnews365.com/2019/10/26/【monsta-x】ウォノのサイン会での発言が物議で謝罪文/
ファンから起こった提起という点に注目
今回の騒動は、ファンサイン会での映像ということで、MONSTA Xのファンから提起された騒動だと言っても過言ではなく
今回の発言がどのような点で問題なのか?また、どんな過ちだったのか?
を、ファン自らメンバー側に要求した行動だったことに注目が集まっています。
加えて、前日に所属事務所からの公式謝罪文が掲載されたにもかかわらず、内容が不十分だったとして、メンバー本人からの謝罪を要求する事態へと動きました。
K-POPアイドルは海外でも広く活動することや、現代はインターネットを通じて世界中に動画がすぐに拡散されてしまうだけに、このような世界的な女性を守る運動への理解や知識が必要なこと、さらに、ボーイズグループの場合、過半数のファンが女性であるという点を考慮し、意図はなかったにせよ、発言にはより慎重であるべきだとする、あえて、ファン側から問題点や教訓を指摘した行動が話題になっています。