EPEX新曲「学院歌」がユダヤ襲撃連想と物議
昨年デビューしたC9エンターテインメントのボーイズグループ「EPEX」の3rdミニアルバム『不安の書 Chapter 1.21世紀の少年たち』が物議となっています。
11日にカムバックしたEPEXについて、画一的な教育システムに慣れている青少年たちの話を描いた、タイトル曲「学院歌」の歌詞で、何度も言及される「水晶の夜」が1938年に起こった「水晶の夜事件(ドイツ各地で反ユダヤ主義暴動として、ユダヤ人の住宅地域シナゴーグなどが次々と襲撃・放火された)」を連想させるという指摘が相次いでいます。
他にも、衣装やMVの内容がかつてドイツがユダヤ人を虐殺した「ホロコースト」を連想させるとして、批判が集まっています。
EPEX側、実際の事件とは無関係主張も歌詞修正を発表
C9エンターテインメント側は指摘に対し
今回のアルバムには、1949年に発刊されたジョージ・オーウェルの書籍『1984』をモチーフにした部分が多く、「水晶の夜」の歌詞は歴史的な事件とは無関係。
しかし、上記のような表現を比喩の要素として安易に判断し、より慎重かつ精密に資料を確認できておらず、議論になりかねない内容の使用に十分注意しなかった点について、国内外全ての方々に心からお詫び申し上げます。
(衣装について)全ての衣装と内容は『1984』の設定と台詞をモチーフにして表現しており、実際の事件や人物、団体とはいかなる関連もありません。
と、議論となっている部分については
<歌詞の変更点>
水晶の中の夜 → 水晶の中の僕
あの水晶たちが割れた今夜 → あの水晶たちが割れた今日僕は
I see them burning raw → I see them running now
Crystal Night is coming → Crystal Light is coming
と誤解を招いたとして、修正することを発表しています。