韓国政府、人気の「飲酒放送」にガイドライン追加
韓国芸能人の公式チャンネルや配信コンテンツで、最近人気が加速している企画「 술방(술+방송:酒+放送)」について、政府側が規制に動いたと話題になっています。
「コンテンツ氾濫時代」 、最近は売れっ子芸能人の素の姿が見えるとして、「飲酒放送」が人気ですが、それにブレーキがかかった。
政府が続々と増える「飲酒コンテンツ」を制裁するため、メディアガイドラインを改正した。
現在、大部分の飲酒放送が「成人認証」なく見られる点を問題視する声が増え、制限に肯定的な反応が主ですが、一部視聴からは「自由侵害」との不満の声も集まっています。
法では規制できないため、自発的な是正もとめる
昨日(30日)、韓国保健福祉部と韓国健康増進開発院は「飲酒弊害予防の月」記念行事において
「メディア飲酒場面ガイドライン」改正案
既存の10項目→12項目に、新しく追加された2項目
・飲酒行為を過度に浮き彫りにしたり、美化するコンテンツは年齢制限等を通じて子供と青少年の接近性を最小化しなければならない。
・警告文など、飲酒の有害性を知らせなければならない。
新項目は、YouTubeなど配信コンテンツを想定し、法では規制できないため、自制を促す意味で追加されています。
これは最近、芸能コンテンツで人気の「飲酒放送」に対し、憂慮や批判の声があることを考慮して反映されたもので、特に人気アイドルが酒を飲む姿を見せる機会が増えたことに、好きなアイドルが着たブランド品、食べた物、行った店などがすぐに注目され、青少年には彼らの言動・行動1つ1つが大きな影響となることを指摘しています。
イ・ヨンジが進行するYouTube飲酒バラエティ「もっとつまらないものですが」は、(現時点)BTSジン出演回 2179万再生、BLACKPINKジス出演回 1970万再生など、そのほかにも多くのK-POPアイドルが出演していることで知られ、人気となっています。
「親近感」が売りも、未成年に「飲酒」への歪曲認識の恐れ
「飲酒放送」が急激に増えた理由は、お酒を飲みながら話すことで、リラックスし、ゲストが普段しない率直な話や、「親近感」を感じさせる姿が人気となっています。
ただ問題として、該当コンテンツが子供や青少年も視聴できる点で
有名人が酒を飲む場面を通じて「飲酒」に対する歪曲された認識を植え付けられる恐れがある
と憂慮されています。