Mnetの代表者が放送委員会の臨時会議に出席し、現在の状況などを説明しました。
アンPDらを、社内規定で今後処分することを報告
Mnetのコンテンツ運営戦略部のカン・ジフン チーム長が18日、「第78回放送審議小委員会臨時会議」にCJ ENMを代表して出席し
今後、オーディション番組制作は自粛する。
と、世間を賑わせたテレビ局としての責任について言及しました。
カン・チーム長は、制作陣の社内処分への質問について
プロデューサーたちが拘束され捜査を受けており、結果に基づいて、適切な措置が行われる予定。現在も彼らはMnetの社員という立場であることから、人事規定に従い、懲戒手続きを進める。
と、捜査が終了次第、社内規定の懲戒処分を下す予定であることを明かしています。
また、練習生の得票操作を主に実行した2人のプロデューサーについて、Mnetとどのような関係にあったか?との質問には「その部分は正確には分かっていない。」と回答、また、投票操作の実態を確認したか?との質問には「事実関係を把握するよう要請した状態で、まだ会社としては確認できていない。順位操作の有無について、正確な事実関係は把握されておらず、申し上げられない。」と答弁を避けました。
騒動渦中での新番組放送に苦言
Mnetは「プロデュース101」全4シリーズだけでなく、「アイドル学校」にも現在、票操作の疑惑が広がっており、そんな疑惑の渦中にもかかわらず、今年10月にまた新たに「TO BE WORLD KLASS(新ボーイズグループ「TOO」が誕生)」というアイドルサバイバル番組を放送開始したことで、批判が殺到していました。この世論の批判について
番組(システム)が全く違う。投票を受けて選ぶやり方は似ているが、データアクセスが制限されており、我々が直接データを管理せず、アクセスもできないようにした。(票操作の)問題が起きないよう防止した。「TO BE WORLD KLASS」については、票操作の問題は全くない。
と、「プロデュース101」騒動を受けて、新番組にはクリーンなシステムを導入したことを強調しました。
しかし、騒動渦中に似た新番組を始めたことに、「過去の問題点についてなど、対応策を講じた上で、新番組の準備をするべきだったのではないか?」との厳しい指摘が及ぶと、再度
「TO BE WORLD KLASS」は我々が直接データを確認して進める番組ではないため、問題点がないと判断した。
と説明しました。
そして、今後について、Mnetでは「プロデュース101」シリーズだけでなく、「SUPER STAR K」「SHOW ME THE MONEY」など、他にも人気オーディション番組のコンテンツを持っていますが、その他の番組にも今では世間から透明性が疑われるようになっていることに
オーディション番組は今後、避けようと思う。音楽により集中したコンテンツを制作するために努力している。
と説明しました。