「プロデュース X 101」の捜査過程で、シーズン1で、ある芸能事務所が所属練習生の順位を上昇させるため、10万にもおよぶ投票IDを複製し、意図的に投稿を操作した疑惑が提起されました。
ある練習生の事務所が会社ぐるみでID複製投票
Mnetのアイドルサバイバル番組へのねつ造捜査が進む中、「プロデュース101」シーズン1で、芸能事務所A社が行った投票操作への疑惑が浮上しています。
東亜日報によると
A社は「プロデュース101」シーズン1が放送された2016年3月当時、自社から参加しているある練習生が生き残れるよう、事務所スタッフはもちろん、マネージャー、練習生、などを総動員し「IDと暗証番号が整理された資料を配り、投票するよう指示した。」として、結果としてID(投票には携帯やスマホなどのハンドルネームが必要であるため)10万個以上を作成させ、投票を意図的に操作した。
という、関係者の証言を報じました。
なお、この疑惑に、A社は「そのようなことはしていない」と完全否定しています。
ID無限複製について論争
この指摘を受け、インターネット上では、「プロデュース101」シーズン1は、まだ初回放送だったことから、当時は「投票ID複製」への規制対策が行われおらず、一部の練習生のファンらもこのA社と同じ行為で、重複投票していたことが指摘されています。
このA社が行った行為は、Mnet制作陣との癒着や金銭のやり取りがあったわけではないため、道徳的、倫理的には非難されるべきではあるものの、罪ではない、という意見がある一方で
ファンであろうと、会社ぐるみであろうと、「不正投票は不正投稿」と、そもそもファンがしていた行為も間違っている、と批判されています。