iKONの新作アルバムのトラックリストが公開され、ミニアルバムの今作は5曲が収録されていますが、元メンバーB.Iの制作曲が4曲も入っていることが明らかになりました。
iKONの新作アルバム、5曲中4曲がB.Iの自作曲
楽曲のほとんどのメイン制作を手掛けていたB.Iが昨年、薬物騒動で脱退して以降、「新生iKON」としての新たなスタートとなる新作アルバム「i DECIDE,」のリリース日を明後日に控え、トラックリストの詳細が新たに公開されました。
事前にYGエンターテイメントは「元メンバーB.Iの楽曲も含まれている」と告知はしていたものの、実際には、一部どころか、ほぼ全曲にあたる、5曲中4曲(タイトル曲「Dive」含む)がB.Iの自作曲だったことが判明し、波紋が広がっています。
この状況を受けて、一部ファンが、これまで以上にYGエンターテイメントに対し、激しい抗議、および、新作アルバムへのボイコット運動を実行する可能性が出ていると話題になっています。
元メンバーB.Iの楽曲排除を求め、ボイコットを表明
まず、先月末にタイトル曲「Dive」がB.Iの自作曲と判明した時点で、一部ファンらはiKONのコミュニティサイトを通じて、「YGとiKONに要求します」と題した声明文を公開していました。
YGエンターテイメントへの要求
「論争の余地がある曲」で活動を強行することは、ファンはもちろん、大衆に対する欺き行為であり、また、「非難の矢」を自任する所属事務所としては安易な決定で、必ず改善が必要、これではアーティストを保護できていない。
と、カムバックした場合、結局は世間の非難の矢面に立たされるのは、メンバー自身であることを訴え、責任を追及していました。
続けて
この8カ月間(B.Iのスキャンダル発覚以降)再編成と新しい跳躍に向けた意志を信じて待っていたが、帰ってきたのは新しいスタートとはかけ離れた、「(B.I制作の)タイトル曲」だった。これは多くのファンに大きな失望を与え、iKONに対する信頼すら揺るがす決定
と訴えています。
他にも、声明文では
YGエンターテイメントに対し、既に脱退したメンバーB.Iへの言及を止めるよう要求しており、制作物に関しても、「今回のアルバムから排除してほしい」と要求しています。あくまで、声明文で求められているのは
これまでのイメージを挽回できる、「クリーンなカムバック」の保障
であるとして、もしこの要求が履行されなかった場合、今回のカムバックアルバムと、音源に対するボイコットを実行することを付け加えています。
なお、YGエンターテイメントは当初、iKONのカムバックを知らせた際
iKONがこれから自我を探し、自ら決めて前に進むという抱負を表現した。
と、説明していたことを受け、新たに6人での再スタートを期待していたファンにとっては、「タイトル曲」が元メンバーの楽曲だったことだけでもボイコットを表明する事態でしたが、今回、新たに公開されたトラックリストの詳細により、さらなる波紋が広がりそうです。