BTSシュガ 「ジム・ジョーンズ」サンプリング騒動にBigHitが公式謝罪(削除し再リリース)

リリース後、アメリカを中心に問題視されていたサンプリング

歴史認識・事前検知不足であったことを謝罪

BigHitエンターテイメントが、現在、SUGAのソロプロジェクト「Agust D」が公開した「어떻게 생각해 ? (What do you think?) 」内で、ジム・ジョーンズのスピーチをサンプリングしていることが騒動になっている問題に、公式立場を表明しました。

問題となったスピーチはSUGAではなく、トラックを手掛けたプロデューサーが特別な意図なく、演説者が誰かも知らない状態で曲全体の雰囲気に合うと思い、サンプリングしたことを明らかにしました。

演説者の声をサンプリングした後、社内の内部プロセスに従って、内容の適正性を確認する手続きを進めましたが、選定および精査の過程でも、不適切なサンプリングであることを認知できず、曲に含める誤りがありました。

BigHitでは、全世界を対象とした様々なコンテンツを確認する独自のプロセスを通じて、社会、文化、歴史的に問題になりうる内容を確認していますが、全ての状況を理解し、それに合わせて対応することには限界があることを経験しています。

今回の場合、事前に認知できず、これに関連する歴史的、社会的状況に対する理解も不足していました。傷つけられ、不快に感じられた全ての方にお詫び申し上げます。

問題個所については、既に該当部分を削除し、再リリースしています。

アーティスト本人も、思わぬ部分で問題が生じたことに、戸惑い、深く責任を感じております。

今後、今回の事例を教訓に、全ての制作過程をさらに綿密にチェックいたします。