BTSの窮地に政府は沈黙と批判
BTSの「ヴァンフリート賞」受賞時のコメントが中国で炎上した騒動を受け、キム・ヒョナ国民の力非常対策委員が、政府や、BTSを広告モデルに起用している大手企業の対応を批判しました。
キム・ヒョナ非常対策委員が13日、SNSを通じて
「朝鮮戦争70周年、韓米両国の苦難」発言で中国ネットユーザーから猛攻撃を受けたBTSについて、政府と与党が知らん振りをしている。
利用価値がある時は、先を争うように親しいふりをしているようだったが・・・企業は恐怖で距離を置き、大統領府も沈黙、軍隊まで排除しよう!と言っていた与党の誰も出てこない。
BTSは我々が守らなければならない。「BTS発言」に国家尊厳を無視した、と飛びかかるこうした国家(中国)と、同盟を結ばなければならないのか
と、都合の良い時は親し気で、BTSの窮地には、沈黙を貫いた政府側を非難するコメントを掲載しました。
BTSが中国の自尊心を刺激、発言が波紋
キム・ヒョナ議員の批判投稿を受け、シン・ドングン民主党 最高委員は
キム・ヒョナ議員が今回のBTS事件で青瓦台を名指し「BTSと親しいふりをしたのに困った状況に直面しても沈黙している」と批判していたが、これには困惑した。
政府が出て、さらに葛藤を大きくしろ、とでも言うのか?政治家なら、外交的事案に対し、無責任に何でも発言してはいけない。
大衆的に名が知られた彼らの発言がその国の民族的自負心や、歴史的傷に触れると、大きな社会問題に飛び火する。
こうした場合、各国の市民社会の自浄と抑制に委ねたり、政府の役割が必要ならば「静かな外交」で対処するのが常識だ。以前は保守政党が他のことは知らなくても、外交安保には有能だという話を聞いていたが、これさえも昔の話になったようだ。
と、キム議員の投稿を一蹴、さらには
BTSの発言が中国の自負心を刺激し、社会問題にまで発展させた。
とも、とれるニュアンスの発言をしたとして、波紋が広がっています。
騒動となっていたBTSのコメントBTS炎上騒動、世界の動きに中国側が収束に動いたと話題BTSの「2020 Van Fleet Award(ヴァン・フリート賞)」受賞コメントが中国で炎上していた問題が、1日で収束の兆しが見えていることが明らかになりました。中国メディア「環球時報」は11日、BTSの「朝鮮戦争」発言を誤訳した内容を掲載したことで、炎上のきっかけを作りましたが、同記事を本日、静かに削除していることが話題になっています。また、今回の一部の中国ネットユーザーの過剰な批判は、世界中で報道されており「ニューヨークタイムズ」... 【BTS】中国炎上騒動、世界的な非難の声で1日で収束の見通し(当局が動いたと噂) - |