ジミンがコロナ禍で子供たちのことを心配するメッセージ
防弾少年団のメンバー・ジミンが、新型コロナウイルスの状況下でも協力し合うことを伝えたメッセージに、世界保健機関(WHO)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、など、国際機関の代表者らがジミンの発言を引用し、称賛するメッセージを送っています。
WHOのテドロス事務局長は22日、自身のSNSを通じて、今月20日にジミンが配信したVLIVEでの言葉を引用し
非常に思いやりのあるメッセージ、ジミン、감사합니다(ありがとうございます。)
子供たちに、実際に新型コロナウイルスの状況を理解させ、支援し、慰労するために最善を尽くすべきで、共に我々はこの伝染病を終わらせよう。
「#BeHelpful」というハッシュタグと共に、ジミンの子供たちの今の状況を心配したメッセージに感謝を伝えました。
これに先立ち、ジミンは20日の動画配信で
(新型コロナウイルスの状況下では)特に幼い子供たちのことが心配だ。今のような状況だと、子供たちはただ理由もなく強要されることが多いため、子供たちに何かを理解させ、慰めてあげる方法が本当に大変だと思った。大人と違い、子供は理由も理解できないまま、規則にただ従うことしかできないから。
皆で力を合わせて助け合わなければならない。特に大人が子供たちをたくさん慰め、理解させ、みんなで力を合わせて、この状況が少しでも良くなって欲しい。頑張ろう、皆さん!
この動画は33分で900万もの接続者がおり、ジミンのメッセージは世界的に注目を集めました。
国際機関の代表らが、ジミンの影響力、メッセージに感謝
また、さらにテドロス事務局長のSNSを引用する形で、UNHCRのグローバルコミュニケーション代表兼首席報道官のメリッサ・フレミング氏(Melissa Fleming)も23日
最前線で働く人々だけでなく、私たち皆がお互いを助け合わなければなりません。子供たちは理由も理解できないまま、規則に従わなければならず、彼らを慰められるよう、手伝って下さい。
ジミン、감사합니다(ありがとうございます。)
先月も、WHO西太平洋地域事務局長の葛西 健氏が、ジミンへの感謝の言葉を伝えるなど、BTSという世界的に活躍するアーティストが、子供たちへの配慮、コロナで苦しむ世界に向けて、協力し合うメッセージを伝えていることで、その影響力を称賛する声が集まっています。
なお、WHO主催の「新型コロナウイルス 拡散防止」の広報映像に、ジミンのソロ曲「Filter」がBGMとして使われたり、マスクを推奨する画像にジミンのマスク姿が引用され、ハッシュタグ「#healing, #JIMIN」など、国際機関での良い影響力が話題になっています。