実在の男性アイドルを主人公にした性的創作物は「犯罪」と指摘
実在の男性アイドルを性的対象化して書いた、ファンなどが制作した小説、いわゆる「RPS(Real Person Slash)」と呼ばれる創作物を「犯罪」とする議論が高まっています。
このような男性アイドルを性的対象化したり、同性愛の主人公にして描くファン制作の創作物、英語では「fanfic」と呼ばれる、「RPS」作品について、製作者とその読者に対し、「犯罪」として処罰を求める請願が立ち上がっています。
そのきっかけとなったのは、最近、あるラッパーが自身のSNSに
実在の人物を対象に、変態的な性関係をする小説と絵を販売し、集団で隠ぺいしたり、擁護する人々がいる。
と、問題を公に指摘し、注目が集まりました。
請願が立ち上がり、現在で16万人が同意
これに賛同するかのように、RPS作品について、以前から不快感を抱いていた人々が、大統領府の国民請願掲示板に
RPSは実在する男性アイドルを同性愛小説の主人公として登場させるなど、口にするのも汚らわしい赤裸 な表現を使って、性関係や性的暴行を描写する性犯罪だ。
すでに多くの男性芸能人がこのようなRPS文化を通じて性的対象化されている。被害者の多くはまだ未成年者であったり、成人になったばかりのアイドルだ。
RPS利用者たちも、自身の行動が犯罪だという事実を知りながら『私たちがアイドルを消費し続けるために市場が維持される』という態度が一貫している。
積極的にRPS利用者たちを捜査し、強力に処罰して欲しい。 実在する人物を対象に、赤裸々な性犯罪小説が流通しないよう、規制する案も進めて欲しい。
この請願には13日午前9時現在、16万3000人余りが同意している状況。
国民請願は30日以内に、20万人が同意すれば、大統領府や関係省庁が答えることになっている。