中国系K-POPメンバーの「旧正月」英語表記が論争
NCTの中国出身メンバーを中心としたユニットWayV(威神V)・ヤンヤンの「旧正月」の英語表記が韓国で論争となっています。
「旧正月」とは、中国暦、モンゴル暦、などの「太陰暦(「月」を基準にした暦)」一般の年初の総称であり、「Chinese New Year」と表記されることも多かったのですが、最近では「中国」という国名ではなく
Happy Lunar New Year (Lunar = 月)
と、表記する流れへと変化しています。
しかし、中国政府は旧正月の英語表記に「Chinese New Year」を推していることもあり、K-POPアイドルで中国系出身メンバーが「Chinese New Year」と、新年のお祝いメッセージを掲載していることが騒動となっています。
Instagramに掲載で波紋広がる
旧正月前からファンサイト内ではすでに、中国ファンと韓国ファンとの間で「旧正月」の英語表記への見解の相違はあったものの、ヤンヤンがInstagramに掲載したことで、SNSにまで論争が広がったとの意見が出ています。
SM所属アーティストには公式ファンカフェアプリ「LISTEN」があるんだけど、旧正月前から中国ファンがしきりにやって来ては「Happy Chinese New Year」と書き込み続け、国内ファンとケンカしていた。旧正月は「中国のもの」というアピールだが、韓国では「Chinese」という単語に反発する意見も多いから、SMも「Lunar」を推奨していたのに。
あのに今回、あえてヤンヤンは不特定多数が見られるInstagramにまで掲載し、さらに炎上を誘導している。ファンからも「「LISTEN」で騒動になっていることは知っていたはず、なぜあえて掲載した?」と指摘している。
と、特に韓国も「旧正月」を祝う国であるため、K-POP界では「Happy Lunar New Year」と表記する流れが進んでいる中での、ヤンヤンの掲載がファン同士でも論争となっています。
[OFFICIAL] 210211 WayZenNi Lysn update with #WayV
“HAPPY LUNAR NEW YEAR 🙇♂️ WayV 📷
WayZenNi 💚 Have a great Lunar New Year Holiday~” pic.twitter.com/xBVLOZa2YH
— SM_NCT (@SM_NCT) February 11, 2021