BoAの実兄、クォン・スンウク監督、末期ガンを公表
BoAの実兄で、人気歌手のミュージックビデオなどを手掛ける、クォン・スンウク監督がステージ4の末期ガンであることを公表しました。
BoAには2人の兄がおり、長兄はソウル大出身でピアニストのクォン・スンフォン氏、そして、次兄が美大出身で、MV監督として活躍する、クォン・スンウク氏です。
数カ月前まで元気、突然の病魔
スンウク氏は自身のSNSを通じて本日（10日）
腹膜にガンができ、転移によりステージ4、現在、医学的にはあまり時間が残っていない。
腹膜炎に苦しんだ昨年12月末ごろ、体中のステントが腸を突き抜けて腸穿孔ができ、言葉では言い表せないほどの痛みを伴い、緊急手術を受けた。予後は良くなく、余命は2～3カ月ほどと言われている。
どうして私にこんなことが起きるのか・・・なぜ私にこんな夢で見るようなことが起きたのか、信じられないが、目が覚めるといつも現実だ。
現在、腸閉塞により、食事ができず2カ月が過ぎ、体重は36kgまで落ちた、体に水は一滴も吸収されないため、喉の渇きと苦しみは言葉では言い表せず、行動も非常に困難な状況だ。
母は「必ず治る」と言ってくれているが、医学的にはすでに死亡者を判定する病院や医師たち、そして毎日死んでいく体の機能を見て、私には自信がなくなった。
それでも最後まで、できる限りの治療は引き続き試みている、ご飯1匙すら食べられず泣いたのは初めて。
元気に働いても足りない年齢で、わずか数カ月前まで元気だった私にとって、若いガンは拡張速度が恐ろしいほど速いということを改めて実感した。みんなは健康管理に気をつけ、こうした苦痛を経験しないことを願います。
スンウク氏は1981年生まれの、今年まだ40歳、多くのアーティストのMVに携わっていますが、妹BoAの「Woman」「Amor」などにも参加しています。