「fromis_9」誕生番組「アイドル学校」CPに実刑
昨日(10日)、ガールズグループ「fromis_9」が誕生したサバイバル番組、Mnet「アイドル学校」の制作陣(キムCP、元Mnet制作局長)に対する「詐欺・ねつ造」容疑の裁判が行われ、実刑が下されました。
これにより、現在も活動中の「fromis_9」への解散要求が起こっています。
番組放送当時、被告のキムCPらは「アイドル学校」視聴者投票を操作し、放送局CJENMの業務を妨害したとして、携帯メール投票に参加した視聴者に対する詐欺の疑いで起訴され
キムCPと元Mnet制作局長は、投票参加者6万9000人余りから、約1500万ウォンと精算収益金300万ウォン相当を騙し取った容疑で、懲役1年の実刑を受けています。
裁判でキム被告らに対し
未必の故意が認められると判断し、詐欺罪については、視聴者を育成会員と呼び、投票を受け、デビューメンバーを選抜するのが番組の要だったが、投票を操作し、選抜者や脱落者を決定した。
オンライン投票の加重値が変更されたり、投票操作があったという事実を視聴者が知っていたら、有料でショートメールを送信しなかったはずで、そのため欺瞞行為が認められる。
「イ・へインが1位なんですが、落としても大丈夫ですか?」と確認
また、この日の裁判では、キム被告らが「アイドル学校」で実際に投票1位だった、参加者Aさん(イ・へイン)を意図的に落選させていたことも明らかとなりました。
裁判では
放送当時、イ・へインが投票トップを走っていることに、被告は「デビューグループのイメージに合わない」との理由だけで、落選させることを決め、局長に相談「考えてみる」との回答を受ける。
その後、キムCPは上司である局長に「1位ですが、落としても大丈夫か?」と、再度確認し、局長は「大丈夫だ」と承諾、これにより、イ・へインの脱落が決まった。
と、本当の1位は「fromis_9」のメンバーにすらなっていないことが発覚し、現在も活動中の「fromis_9」に対し、解散要求や、活動への批判が大きくなっています。
イ・へインはI.O.Iが誕生した、「プロデュース101」シーズン1出身で、「アイドル学校」参加者の中でも、特に知名度も人気も高く、投票初回から1位となり、第4週までTOP3を維持し「デビューは確実」と言われていました。
しかし、制作陣の介入が入ったと思われる時期から、徐々に順位を落とし、最終11位と、デビュー組には入れず脱落しています。