BTS入隊頃に、中国出身アイドル「抗米援朝」問題再燃と報道(Mnet「Girls Planet 999」など、徴兵に深く関係)

「抗米援朝」投稿をした中国出身K-POPアイドル

「抗米援朝」支持を表明した、中国出身K-POPアイドル

中国が朝鮮戦争を「抗米援朝」と呼ぶようにしたことで、政治的、外交的に良くない方向となった意味は大きいが、これがエンターテイメント業界にも相当な影響を及ぼしている。

その代表例が歴史歪曲により、ドラマ初の打ち切りとなった、SBSドラマ『朝鮮球磨師』だ。中国があの単語さえ使わなければ、「朝鮮駆魔師」があれほど批判を受けることもなかったかもしれない。

また他にも、「韓服」など文化盗用、キムチ発祥説など、問題はあるが

この「抗米援朝」に関しては、中国出身メンバーがSNSで単語を実際に投稿していることで、明らかな意思表示をしていることになり、彼らはその行動により

韓国とは共にできない人

と表明したことになる。

ただ、例に挙げたメンバーがもう、活動拠点を中国に移しており、韓国でメインに活動しているメンバーがいないこともあって、この問題はそう大きくは取り上げられなかった。

しかし最近、国民請願が立ち上がったことで知られる、Mnetの新番組「Girls Planet 999」の一部中国出身参加者が、この投稿をしていることが指摘され、反発が起こっている。これからデビューを迎えるアイドルにとっては、大きな問題になるだろう。

BTS入隊頃、この時限爆弾が爆発する可能性

「抗米援朝」を支持した、中国出身K-POPアイドルも、かつては活発に韓国で活動していた人ばかりだ。国内での知名度もあり、ファンたちが愛情を深く持って応援した彼らが「抗米援朝」を支持した、という選択は、韓国国内ファンたちにとって、ショックな出来事と言える。

特にもっとも直接的な問題は

韓国の男性アイドルの兵役問題だ。ボーイズグループだけでなく、韓国の健康な男性が徴兵に行かなければならない理由の1つが、この「抗米援朝」の定義に含まれている、北朝鮮の存在だからだ。

この話題は、自分のアイドルを軍隊に送った経験のあるアイドルファン、および、今まさに推しアイドルが入隊中、そして、この先に入隊を控えている、全てのアイドルファンにとって、絶対に感心できない行動といえる。

また、すでに大きな話題となった、BTSの「ヴァンフリート賞」での発言を中国側が問題視した騒動。

BTSが超人気グループであるだけに、これから彼らが入隊することを考えれば、今後、この時限爆弾が彼らの入隊のタイミングで国内で爆発する可能性がある。

また、中国はすでにBTSの発言に言いがかりをつけていることで、さらに中国出身アイドルたちの「抗米援助」支持も注目され、BTSの入隊時期頃には、この発言が再び大きな話題になる可能性がある。

BTSが軍隊に行くのに、一部の中国アイドルは抗米援朝を支持するのか?

BTSが守る国で、中国共産ドルが保護されてる?

「抗米援朝」を支持した中国アイドルたちは、活発に韓国で活動していないとは言え、まだ韓国のマネジメントに属しており、彼らを抱える芸能事務所側は今後、どのような対応を見せるのかに注目が集まる。