デビューできる環境にあった練習生が「あえて移籍」と注目
今年5月、GFRIENDが突然の解散発表をしたことが大きな話題となりましたが、さらに現在、「RocketPunch(2019年デビュー)」に合流すると見られていた、元IZ*ONEのメンバー、キム・チェウォンが、所属するWoollimからHYBE(Source Music)へ「移籍する」との報道が驚かれています。
これまでも「プロデュース101」出演後、無所属だった練習生が新規契約する場合はあったものの、キム・チェウォンのように、デビューできる環境が整っていた練習生が、あえて移籍してまで新グループでデビューするというケースは、非常に珍しいと言われています。
また、キム・チェウォンはIZ*ONEで活動していたとはいえ、正式デビューはしておらず、Woollimとの契約期間も残っているはずですが(一般的には7年)それを考慮すれば、キム・チェウォンのHYBE(Source Music)行きは、契約の譲受・譲渡であり、人気グループに所属していた練習生であるだけに、相当の移籍金が動いている可能性が指摘されています。
GFREND解散、IZ*ONEメンバーとの水面下交渉が影響と話題
これについて、ネット上では
3月 宮脇咲良にHYBE(Source Music)への移籍報道
4月 IZ*ONEの活動終了
5月 GFRIEND、メンバー全員がSource Musicとの契約終了
6月 キム・チェウォンとHYBE(Source Music)が水面下で専属契約を締結と報道
という時系列が話題になっています。
宮脇咲良やキム・チェウォン以外のメンバーとも、3月頃から交渉や提案はされていたものと思われるだけに、HYBEの新ガールズグループが、事実上の「IZ*ONE」派生グループへと計画が変化したことも、GFRIENDの突然の解散発表に影響した、との声が集まっています。
新規練習生より、知名度のある人物の合流を重視?
当初、BigHitエンターテインメント(現HYBE)が掲げていた、新ガールズグループ構想は、元SMクリエイティブディレクターのミン・ヒジン氏を迎え入れ、「Source Music」のGFRIEND育成のノウハウを活かした
「グローバルオーディション」で選抜された、多国籍ガールズグループ
と、紹介されていました。
しかし、報道を見る限り、現状では少し方向性が変わって来たとされ
IZ*ONEメンバーが2~3人、また「プロデュース48」出演者も合流予定
として、「プロデュース48(IZ*ONE含)」出演者がメンバーの中心に来るものと見られています。
HYBEは今回のIZ*ONEメンバーの移籍報道だけでなく、傘下レーベルにGFREND、SEVENTEEN、ジコ(Block B)らの所属事務所を次々に買収していることや、先日もPledisエンターテインメントに「fromis_9」が全員で移籍したばかりであるなど、新規練習生を発掘というよりは、K-POP界ですでに知られた人物を、所属レーベルに迎え入れ、グループ化していくという、独特な歩みを進めている姿に注目が集まっています。