【BTS】2年半ぶりソウル公演いよいよ(コロナ新規感染者30万人、チケットなくても会場に、海外ファンも)

「ARMY」の人文字

BTSの2年半ぶりソウル公演、いよいよ開演

本日(10日)いよいよ開催される(午後7時~)、BTSの2年半ぶりとなる、韓国での対面式コンサートについて、開演前から会場周辺はお祭り騒ぎとなっています。

コロナ禍になって、韓国では初の1万人超えの大型コンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-SEOUL」開演を前に、会場では新型コロナウイルス感染症への防疫対策が行われています。

総合運動場メインスタジアムは、感染症予防のためスポーツ競技や公演が低迷し、しばらく活気が失われていたが、久しぶりに賑わいを見せ、午後から地下鉄「総合運動場駅」から会場まで、紫色の、服、マスク、アクセサリーなどで飾ったARMYたちが「紫」の波となっていた。

<中学生ファン>

母と叔母が助けてくれたおかげで、チケット購入に成功し、この場に来れた。「現場体験学習」の申込みを提出し、学校を抜けて来たが、先生方も理解してくれた。

<子育て中ファン>

BTSのコンサートも、チケッティングも初めてだったので、良い席を逃してしまった。実家の両親が子供を預かってくれたので、来ることができた。

<中国ファン>

今回はチケット予約が本当に大変だった・・・マスクも2枚つけて、手の消毒もよくしながら、安全に公演を見たい。

<米国ファン>

BTSの実物を見るのは衝撃的で、信じられない。公演が始まったら、どのようにマスクの中で歓声を我慢できるのかが、1番の心配

新規感染者30万人の中「コロナ禍」最大コンサート

今回の公演は「コロナ禍」開催では、最大規模となること、また現在、韓国では1日の新規感染者が30万人(昨日の新規感染者は34万2446人)を超える状況下で開かれる、異例のコンサートとなっています。

そのため、会場のあらゆる場所で「防疫守則を守って下さい」の案内や、常にスタッフが巡回し「早く移動して下さい」「集まらないで下さい」などの注意に加え

マスクを正しく着用しなかったり、食べている人を見つけた時は、退場措置を取る場合がある、との警告文がいたるところに設置してあります。

ファンも防疫対策、会場周辺にはチケットがない人も

ファンもまた、感染対策のため、マスクを二重にしたり、手の消毒剤を持っていたり、全身防護服を着ている人、顔を覆うフェイスガードをしている人もいます。

しかし、懸念されていた通り、開始時間が近づくと、一部でファンが押し寄せ、ソーシャルディスタンスが守られていない場面もあった。

また、チケットはないが、会場に来た人も

(Aさん)

息子が助けてくれたが、チケットが手に入れられなかった・・・せめて公演にでも来て、雰囲気と元気を感じたいと思って来た。

(Bさん)

土曜日のチケットを持っているが、雰囲気を味わいたくて、応援の練習も兼ねて来た。難しい状況だが、公演ができることに感謝するだけ