チュウ(元 今月の少女)イメージと違う?社員への強い口調メッセージ(Blockberryとの騒動は初期契約内容)

チュウ

DispatchがチュウとBlockberryとの騒動内情を報じる

今月の少女(LOONA)から除名・グループ脱退となったチュウと、所属事務所Blockberry側との紛争について、Dispatchが報じました。

チュウとBlockberryとの紛争は今年初め、チュウが起こした「専属契約効力停止仮処分申請」が明らかとなり、Blockberry側は当初、紛争を否定していましたが、その後「スタッフへのパワハラ」を理由にチュウをグループから除名脱退扱いにしています。

脱退発表の3日後、チュウは自身のSNSを通じて

ファンの皆さんに恥ずかしいことはしていない

と、パワハラ行為を否定しています。

契約内容を裁判により変更、主導権はチュウに

19日、DispatchがチュウがBlockberryとの紛争にいたった内情を報じています。

当初から間違っていた契約内容

Blockberryは新ガールズグループとして、2016年10月より毎月1人ずつメンバーのお披露目をスタート。2018年8月に12人での完全体「今月の少女(LOONA)」としてデビューを果たす。

Blockberryはこの2年にも及ぶデビュープロモーション期間、個人アルバム12枚をはじめ、ユニットアルバム3枚、計15枚のアルバムを出し、MVもそれぞれ撮影し、60億ウォン相当をデビュー資金としてつぎ込んだ。

また、5年間でBlockberryが今月の少女に投入した費用はアルバム24枚、MV44編など、170億ウォンに達する。中小企業では珍しい、いわゆる「200億プロジェクト」という言葉は誇張された表現ではなかったことがわかる。

グループが成功さえすれば「黄金の卵」を産むのは時間の問題であるだけに、前例のない果敢な投資もあり得ることで、今月の少女を巡る本当の問題は、事務所側との非正常的な契約関係だった。

個人活動が活発化、訴訟により主導権はチュウに

Blockberryとメンバーとの配分は

収益 7(会社):3(メンバー)

費用 5 : 5

に分けられた。収益と費用の配分率が異なるのもそもそも問題だが、Blockberryは全体売上から費用を差し引いて収益を分けるのではなく、収益を先に分けた後に費用を差し引いていた。このような「後精算」方式ではメンバーはマイナスになってしまう。

事務所側が本来負担しなければならない費用をメンバーに転嫁したことになり、メンバーとしては活動をすればするほど借金が積もる奇異的構造に、これはメンバーの活動意欲を落とすだけでなく、明らかな事務所側の不公正契約となり、これこそ 「パワハラ」であり、継続的に活動するためには正さなければならないことだった。

「噛むハート(手で作ったハートを噛むポーズ)」ヒット以降、番組からのラブコールが増え、個別活動が活発となったチュウにとっては、なおさら正したい契約内容だった。

このような精算構造を一歩遅れて知ったチュウは、今年に入って「専属契約効力停止仮処分申請」を出し、裁判所は原告(チュウ)の一部勝訴判決を下した。

勝訴後、チュウは(母親が代表)個人名義の法人を立ち上げたが、Blockberryと議論の末、グループ活動も続けた。その後の個人活動では、収益は全てチュウのものに、グループ活動における収益・費用配分だけは別契約となって(従来の7:3→3:7に)所属事務所と分けた。

他にもチュウは契約違反時に5000万ウォンの損害賠償請求権を持ち、グループ活動不参加権利も確保した。この別件での契約以降、関係の主導権はBlockberryではなく、チュウが持つようになった。

チュウのパワハラ行為について

チュウは室長であるB氏に対し

私、今回のアルバムには参加しません。本当に私が死ぬ時、これまであったことを全部書いて死なないと正気を取り戻せないの?

(室長の返事が遅れると)反省することも考えず、返事しないんですか?返事、返事

本当にあなたたちって、できることは嘘しかないんですね。

ちょっと気をつけてよ、本当に、最後の警告。代表にそのまま伝えて

などのメッセージを残し、B室長は「ジウさん(チュウの本名)にストレスがないよう、スタッフにもう一度警告しておきます、ご迷惑をおかけして申し訳ありません、代わりに謝罪します。」

他にも、D理事との打ち合わせ音源には「小学校出てるよね?」など、相手にイラ立つチュウの言葉が録音されています。

精算金について

また、チュウが給料を貰っていないという話も事実ではなく、チュウは今年1月、初の精算金7000万ウォンを受け取っており、これまで受け取った精算額はおよそ2億2000万ウォン。

チュウはメールインタビューで、今回の議論について回答。

(精算を受けとったのは)事実。個人精算システムによるもので、私は個人活動が多かったため、先に精算することができた。しかし、費用処理がしっかりされているのかは分からない。精算の根拠となる資料を受け取っていないため。

また、外部の税務法人に監査依頼をしたことはなく、事務所が急に行ったことだったので100%信用できない。重要なのは精算資料を受け取っていないことであり、信頼を失った。

(4月に追加の契約書を作成したことについて)会社に対する信頼は事実上なくなったが、だからといって「今月の少女」を諦めたくなかった、グループ活動を持続するために追加の契約書を書いた。

(パワハラ行為について)唯一、コミュニケーションを取っている室長B氏に対し、怒ったわけではなく、会社の運営方式に怒り、愚痴をこぼした。

(自身もD理事から見下されるような発言を受けたため)子ども扱いされ、馬鹿にされているような感じがした。不信感が溜まった状態で傷付き、強く話さないと聞いてもらえないと思った。なので言葉が強く出たこともある。人間なのでミスをした。

メッセージ公開でイメージ悪化を指摘

このようなDispatchの双方の内情を明かす報道に、ネット上ではBlockberryの非正常な契約内容への批判と共に、チュウのこれまでの愛らしいイメージとは異なる強いメッセージや事務所スタッフへの言葉使いに、驚きやショックの声が集まっています。