BLACKPINK「コーチェラ」ヘッドライナーに抜擢も実力不足指摘
BLACKPINKが16日、米カリフォルニアで開催された米最大規模の野外音楽フェス「コーチェラヴァレー・ミュージック&アートフェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)」にヘッドライナーとして出演しました。
「ヘッドライナー」は歴史ある公演のスタートを切る、重要で光栄な出番ですが、BLACKPINKのパフォーマンスについて、音楽評論家が
ヘッドライナーレベルじゃない
と指摘したことが話題になっています。
「何も残してない」「スケジュール消化しただけ」
音楽サイト「IZM」元編集長であり、大衆音楽評論家のキム・ドホンが16日、自身のSNSを通じて
コーチェラにおける「ヘッドライナー」の意味を真剣に受け入れていたのなら、こんな表面的で軽いアプローチにはならなかっただろう。
BLACKPINKがキレイで有名なことを見せる舞台ではない。K-POP初、しかも「アジア女性グループ」として、米国でヘッドライナーの地位を占めた、という事実から引き出せる叙事がどれほど多かったことか
(※スペイン語圏アーティストとして史上初、同じく今年ヘッドライナーを務めた「バッド・バニー」と比較し)バッド・バニー(Bad Bunny)は25曲セットリストに、ラテン音楽の歴史講義から故国プエルトリコの劣悪な状況を照らす報道と音楽家への成長と叙事を充実して盛り込んでいた。
BLACKPINKの舞台は一体、何を残したのか?
米国内のアジアブームの象徴?「ボーイジーニアス」らが見せてくれた女性の連帯?彼らの現在を可能にしたK-POPシステム?
何も残ってない
ただものすごく忙しい渦中に、スケジュールの1つを消化しただけ
目的が単純なので結局実力を論じることになる。コーチェラの舞台に身を投じた数多くの歌手と比較すれば、BLACKPINKは絶対に「ヘッドライナー」を引き受ける水準ではなかった。
後半になって少しマシにはなったが、ARに合いの手を入れる序盤メンバーたちの歌唱はゾっとした。バックダンサーほど情熱的なダンスも見せなかった。
団体曲、メンバーソロにつながる構成は国内アイドルコンサートで十分。SNSアップロード用、DVD発売用な公演だった。
2019年(初出演)に比べ、すべての面で後退していた。BLACKPINKのコーチェラ舞台は一瞬目を丸くしたが、その後は暗い空間に消えてしまった。
音楽家なら誰でも夢見る栄光の舞台を浪費し、K-POPがもう一段階「世界市場」で真剣に扱われる機会を逃した。
なお、この批評は物議となり、海外での高評価を貼り付けて反論する意見もあります。
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